【日記】4月25日 小さな声で指示を通す

健康診断
小学校の4月は、健康診断の季節でもあります。
身長体重、視力、眼科検診、歯科検診など、色々な診断があります。
そんな中、今日は聴力検査があったので、検査の場所まで移動しました。
当然授業中なので、静かに移動をします。
しかし、保健室に着く頃にはざわざわしています。
静かにするように指導の必要があります。
しかし、先生が大声を出すわけにはいきません。
大声で「静かにしなさい!」と、注意をすれば
「先生が一番うるさい!」
となります。
どうしたらいいでしょう?
◆静かにさせる声かけ
色々方法はありますが、
私は「しゃべった人は立ちましょう。」と静かに言いました。
そして、すぐに姿勢を正して静かになりました。
指示はいかに「自分のこと」だと感じてもらうかがポイントです。
ざわざわしている時に「静かにしましょう。」と言っても、みんな話している状態なので、「自分のことを言われている。」とは感じません。
- 「しゃべっている人」→自分だ。
- 「立ちましょう」→やばい!立つのは嫌だ!
という流れで、大声を出さなくても指示が通ります。
ついでにピン!とした良い姿勢になります。多分緊張感もあるのかと思います。
指示は「自分のことだ!」と感じるように言えば、伝わりやすくなります。
感情的に声を出すのではなく、わかりやすく、伝わりやすい言葉を工夫することで、子どももスムーズに動けて、ストレスなく行動することができます。
終わりに
些細なことですが、指示一つでも、どう言えば子どもが動きやすいのかを考えることで、クラスの雰囲気も変わります。
一つの方法ですが参考になれば幸いです(^ ^)
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※縁あって本を出させていただきました(^ ^)