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9月21日 授業中好き勝手に行動する子への対応

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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9月21日

後輩の授業を見学

今日は、空いた時間を使って後輩の授業を見学しました。

関係ないことを自由に発言したり、動き回る子が多いので、どうすればいいか教えてほしいとのことです。

 

授業を見てみると、後輩のクラスは、全体的には元気がある、でも活発よいというより、うるさいという表現が適切な様子でした。

 

先生が話していても、

  • C君が割り込んで話しかける
  • D君が席を立つ

などの行動が見られました。

 

グレーゾーンの子

 

C君やD君は、特別支援が必要な可能性のあるいわゆるグレーゾーンの子。

(発達障害ではないが、軽度の知的のおくれ、行動面・学習面で困難をもつ児童)

 

後輩は、

「誰かが話している時は、静かに聞く」

「授業中は席を立たない」

など、何回も注意をしていました。

しかし、少しすると、また同じことの繰り返しです。

 

そして、C君D君の雰囲気に流され、他の子もザワザワし始め、結果クラスが騒がしくなっていきます。

 

 

ちなみに、グレーゾーンの子は1クラスに2〜3名の割合でいるとされます。後輩のクラスが特別なクラスなわけではありません。

  • 「一発ガツンと叱る」
  • 「行動が収まるまで、注意し続ける」
  • 「教室の外に出して、個別指導」
  • 「ルールを守らないと罰を与える」

 

さてみなさん、このような状況でどう対応しますか?

 

アドバイス

対応する方法は様々ですが、私は放課後1つのアドバイスをしました。

「C君とD君が何をしても、無視をして授業を進めてみて」

です。

 

みなさんは、このアドバイスにどんな印象をもつでしょうか?

「それはひどいんじゃ・・・」

「愛情を感じなくなり、ますます言うことを聞かなくなるのでは・・・」

こんな印象をもつ人もいるかと思います。

 

理由

 

アドバイスの理由は2つあります。

1、行動の判断基準を作る

1つ目は、良い動悪い行動の判断基準を作るです。

 

まず、なぜ彼らは好き勝手に振る舞うのでしょうか?

それは、先生や友達が注目してくれるからです。

 

グレーゾーンの子にもいろいろいますが、今回の場合人間関係の構築が苦手な様子を見ていて感じました。

 

いつも1人で好きに行動していますが、本当は、友達と遊びたいという気持ちをもっています。うまく言葉で表せないだけで、つながりを求めています。

 

だから、あえて叱られることでもやってしまうし、ルールを守れません。なぜなら先生の注目を得られるからです。

 

C君D君にとっては、どんなことをしても先生の注目を浴びたいのです。

いい行動も悪い行動も目的を達成できるため、同じものとしか捉えられません。

つまりいつまでたっても、問題行動を止められないのです。

 

最初のアドバイスに戻りますが、まず好き勝手なことをしても授業を続けます。

すると、「この行動をしても、先生は相手をしてくれない」ということに気づきます。

次に、席に着く、ノートを出すなど、どんなに些細でも正しい行動をしたとき、すかさず褒めます。

(「席について偉いね!」「話を聞いてくれてありがとう!」)

そこで、この行動をすると先生が相手をしてくれる、ということを覚えます。

このように、

 

と、はっきり分けることで、子どもに体験で理解させます。

グレーゾーンの子は、いい行動と悪い行動の区別を自分で判断することは難しいです。

だから先生が、はっきりと分けて気づかしてあげると、行動が改善されていくことが多いです。

 

2、他の子の不満を減らす

そして、2つ目の理由は、C君D君以外の子の不満を減らすということです。

先生が一部の子に対応している間、他の子はどうしているのでしょう?

 

大部分の子はきっと待っていてくれるでしょう。

でも、待たされている間に不満は溜まります。

「授業なのに、先生は一部の子にしか構わない。まじめにやっているのに・・・」

こう思ってしまうと、どんなによい子でもおしゃべりを始めます。

まじめにやって大切にされないなら、自分が楽しいことを始めるのは自然な流れです。

 

こうしてクラスの一部に構うことで、クラス全体に不満が溜まり、荒れていくのです。

まずどんなクラスでも、まじめに授業をしている子に一番褒めてかまってあげましょう。そして、一番楽しい時間にしましょう。

 

そうすれば、みんな授業にまじめに取り組み始めます。

その後、一部の参加しない子も、楽しい雰囲気に誘われて、授業に加わります。

 

小学生といえど、人間です。そしてクラスは何十人と抱えた人間集団です。

動かすには、まじめな大多数のグループを味方につけることが最大のセオリーです。

クラスの8割を味方につけてしまえば、その学級は安定します。

(クラスのまじめな子8割と学校生活の8割である授業です。)

 

その後、残りの少数派の子は、学級活動、休み時間、話し合い、お楽しみ会、道徳、先生のできる限りのことをして、最高の仲間にしていきましょう!

 

終わりに

という話を、放課後後輩に授業の感想とともに伝えました。

今後、後輩がどのような実践をして、どう変わっていくかはわかりませんが、できるだけ支えてあげようと思います。

以上本日のふりかえりでした!

 

 

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