【授業案】楽しく線を引く練習 2年生算数「長さをはかろう」

2年生算数「長さをはかろう」
2年生では「長さをはかろう」という単元があります。
大まかな単元の流れですが、
- 色々な長さを比べる中で、共通の長さをもとに比べる良さに気づく
- 1cmという共通単位を知り、cmで測定する中でその良さに気づく
- cmではあまりが出る長さを測って、さらに小さいmmという共通単位の必要性に気づく
- cmとmmを使って長さを測る
- ものさしを使って直線を引く
- 測った長さは足し算、引き算
・・・
とひたすら長さを測る活動が続く、子どもに大人気の単元です(^ ^)
楽しく長さを測る問題
ものさしの使い方を学んだら、子どもたちにはたくさん直線を引く練習をします。
ある程度書けるようになった子には、発展問題として下の問題を出していました。
三角形に等間隔に点が書いてあります。
点には数字がふられているので、同じ数字の点を直線で結んでいきます。
同じ数字の点が3つあるので、1つの数字で3本の線を引くことになります。
子どもはよくわからず、ひたすら線を引いていきます。
引いてみると・・・
なんと、直線を引いていたのに、曲線が現れました。
これは、目の錯覚で曲線に見えるだけですが、子どもたちは
- 「わぁ〜!」
- 「何これ!」
- 「曲がってる!」
と、楽しんでくれます(^ ^)
◆ポイント
2年生では、手が不器用なため正しく直線を引けない子がクラスにいる場合もあります。
なので、早くできた子への発展問題として出すと、ちょうど良いかと思います。
また2年生以上であれば、発展問題としてどの学年でも使えます(^ ^)
プリントが欲しい方
以下でダウンロード可能にしました。(雑なプリントですが(^^;;)
PDF→2年算数「長さをはかろう」PDF
Word→2年算数「長さをはかろう」word
Excel→2年算数「長さをはかろう」excel
excelが元データなので一番綺麗に印刷できると思います。
(印刷サイズの変更が必要になります)
終わりに
これは、全国算数授業研究会会長、青山学院大学教授である坪田耕三先生の実践を追試です。
坪田先生の実践は「算数のおもしろさ」の本質を実感させてくれるので、非常に尊敬しています。
現在の職場でも体験を中心に算数のおもしろさを実感できる教材を頑張って作っています。
これからも「算数のおもしろさ」を実感できる授業を作っていきたいですね!
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