一区切りと振り返り

振り返り
本日で現在の小学校の契約期間は一旦終了です。
元々病休代替なので2学期も雇用があるかは報告待ちの状態になります。なので子供たちにはこれで最後かどうかは言わなかったのですが、
「夏休み明けもいるよね?」
勘の鋭いやんちゃ君たちからたくさん質問されました(笑)
初めてのタイプの学校だったので学びの多い仕事でしたし、
- 発達障害
- 身体発達の遅れ
- 心の課題
などの特別支援教育の知識を生かせる現場は多いことを再認識しました。
特に、今の学校現場では指導要領の内容をどう子供に身につけるか?という議論は多いですが、
- 「目の前の子」の実態を把握し分析する大切さ
- 足りない学習技能・知識をどう鍛えるか?
という底上げの実践は、なかなか現場では行われない(認識してない?)という現状も実感しました。
四則計算を十分できない子に問題解決型授業はついていけないですし、書く力が低い子が多いと黒板に文字が多いだけで授業崩壊の原因になるという実態を見ることができました。やはり、学校において授業は子供たちの自己肯定感形成の基礎となるので、教科毎の研究授業ではなく、授業そのもののやり方を学ぶ授業研究も大切なのではないかと感じました。
- 45分(50分)の使い方
- 子供への指示の仕方
- 視覚掲示の提示方法
- 先生の話と子供の活動のバランス
- 一斉授業中の低学力の子への配慮
など、すべての授業に共通するテーマにこだわって学ぶこともやはり大事です。
忙しい現場で十分な授業準備をすることも大変な状況ですが、あくまで目の前の子供から教育を考える特別支援教育の重要性は今後も高まっていくと思うので、今後もこの道を進んでいこうと思います(^ ^)
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※縁あって本を出させていただきました(^ ^)
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