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廊下でボールを投げて遊んでいる子にどう対応する? 〜子どもの言動を理解するための支援知識の使い方〜

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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休み時間の廊下

休み時間に職員室に向かっていると、廊下でボールを投げていた男の子がいました。危ないので、もちろん指導をする必要があります。

皆さんはなんと声をかけますか?(^ ^)

 

◆自閉症の子

その子は、自閉症の診断がおりている子で校内でも有名な子でした。

 

私が声をかけようとすると、教室から担任の先生が来られて、

「危ないと思わないの?」「人のことを考えなさい!」

と注意をされていました。

 

しかし「大丈夫だよ!」と言ってどこ吹く風です。

さて、次の手はどうしたらよいでしょう?

 

◆私の対応

 

少し担任の先生も困った様子だったので、私は後ろから

「窓ガラスに当たると罰金2万円だよ、お小遣い3年分なくなるんじゃない?」

と声をかけました。

 

男の子は「え!マジで!」と言ったので、

「外なら安全だから校庭で遊んできなさい。」

と促すと、ピューと外に行きました。

 

特性を理解する

 

自閉症の子は、

  • 他者との共感が難しい
  • 感情が共有しにくい

などのいわゆる「社会性の障害」と言われます。

つまり、共感や感情を主とした声かけは伝わりにくいケースが多いです。これは、物事に対する認識の仕方、感じ方が異なることが原因なので、悪いことでもなんでもありません。

 

それよりも

「窓ガラスに当たると2万円かかるよ」

「お小遣い3年分なくなるんじゃない?」

など損得を中心とした伝え方の方が、感情に左右されないので理解されやすいことが多いです。自分の経験的にも成功率は高く、再発防止には良いかと思います。

 

終わり

 

仕事柄「子どもにどう関わったらいいですか?」と言う質問をいただくことがあります。

「子どもの実態によります」としかお答え出来ないのですが、発達障害に代表される障害特性を理解しておくと「この子に伝わりやすい方法は何か?」と考えた時の判断スピードが上がるので、現場で応用が効きやすくなります。

 

よく「子どもに障害名というレッテルをはるな!一人ひとりを見て判断しなさい!」とおっしゃる方を見かけます。もちろん賛成なのですが、意味を間違って受け取り「専門知識は役に立たない」と拡大解釈してしまう人がいます。

それで結果、何も学ばないままであれば、状況に変化はないでしょう。

 

大事なことは専門知識があるから目の前の子の行動の意味がわかり、思考を理解することができるということです。

一人ひとりの子と向き合うために、日々勉強することが大切だと思っています(^ ^)

 

 

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※第2版がでました(^ ^)

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