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【授業案】4年国語「ぼくは川・忘れもの」 〜2学期の学級びらきに行う授業〜 

2019/08/16
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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4年国語「ぼくは川・忘れもの」

 

先日、第5回ユニバーサルセミナーの模擬授業で扱った、4年生国語の「ぼくは川・忘れもの」の2つの詩を扱った授業の内容です。

休み明けの学校で慣れない子どもたちには、無理のない詩の授業です。

また、テーマに「夏休み」も扱っているので子どもたちも親しみやすい詩と言えます。

 

以下では模擬授業で扱った授業展開を紹介します(^ ^)

 

本時展開

教科書では「2つの詩のうち好きな詩を選んで紹介する」と言う内容でしたので、その展開に合わせました。

 

①漢字指導

夏休み明けに学習しそうな、「候」「器」「官」「英」の4つの漢字を使って、

  1. 4つの漢字の「読みの確認」の実施
  2. 1つずつ漢字を空中に「空書き」をして書き順の確認を2回、机の上に「なぞり書き」を3回
  3. 4つの字をノートに2回ずつ「写し書き」(漢字スキルがあれば、練習した字の箇所を行う)

を参加者の方に体験してもらいました。

ベーシックな方法ですが、若手の方が多いと聞いたので、やってみました。(実際は、元管理職の先生がいたり、私より先輩の方がいて焦りましたが笑)

大人の方が相手だったので、5分前後で終わったと思います。学級で子どもたちにやってみると、最初は10分程度かかることが多いですが、毎回同じ方法で教えていると、徐々に早くなり大人と同じように5分前後で取り組めるようになっていきます。

 

②ぼくは川

◆音読

1つの目の詩は「ぼくは川」を扱いました。黒板には詩の拡大図を掲示します。模擬授業ではパワーポイントでホワイトボードに写しました。

(なお教科書では2番目の詩です。私が順番を間違えました💧)

 

最初は、音読から入ります。

  • 追い読み・・・先生が読んだ箇所を続けて読む
  • 間違い読み・・・先生がわざと間違えるので、子どもたちは正しい文を読む(この時、読解で大事なキーワードをあえて間違うことで、印象付けることができます)
  • 交代読み・・・先生と子どもで1行ずつ交代して読んでいく

このように、変化をつけながら読むことで集中力を切らないで、音読をすることができます。「間違い読み」は参加者の方からも評判がよかったのでオススメです(^ ^)

 

またこの時点では、内容理解よりもスラスラ読めるようになることを目的にして行います。スラスラ読めると、内容読解の時に余計な力を使わずに済むので、高いレベルで読むことが可能になります。

 

他には、教科書を両手で持たせることを指示します。これは、両手が空くと子どもたちは余計なものを触ったり、興味が別のものに移動したりするからです。

 

◆読解発問①「この詩は2つの時間に分かれます。どこで別れるか線を引いてください」

「ぼくは川」は大きく2つの時間軸があります。そこで、個人活動で読みながら2つに分けてもらいます。

→二連の最初に「けさ」と言う時間を表す言葉があるので、一連と二〜四蓮の間で時間が別れる。

(細かくみるとさらに分かれますが、大きく2つに分けるとします)

 

◆読解発問②「2つの時間は、具体的にいつですか?」

2つの時間は、具体的にいつか?」を個人で考えた後、グループ活動で1つに決めてもらます。

この時、書けた班は黒板に、結果を書きに来ます。

 

終わった班から書きに来ますが、この時他の班の結果を観れるので、

  • 話がまとまらない班→他の班の意見を参考にする
  • 異なった答えを書いた班→他の班を見て再検討を始める
  • 正解している班→自分たちが正しいか他の班の答えに注目する

と言う個々人の活動に反映されます。

一人で考えると、なかなか深い考えまでたどり着くことができませんが、グループ活動を通してクラス全体で検討を行い、一つの考えに収束できるのが、この方法のメリットです。(詳しくは以下)

子どもがアクティブになるグループ活動の工夫

 

なお「一連=夏休み最終日、二〜四連=夏休み明け初日」です(^ ^)

 

③忘れもの

◆音読

2つ目の詩も初見なので、音読から入ります。

 

1回目は「立って1回、座って1回読んでください」と指示して読ませる

2回目は「たけのこ読み」を行いました。

 

「たけのこ読み」は、何度も座ったり立ったりするので、膝が疲れるので多動な子もその後の学習におとなしく参加できるようになります。また、1行ずつ読んでいくので、全体で揃えて読む感覚をつかむことができます。

 

◆読解発問①「うねって くねって ほとばしる」は「うねって くねって 歩き出す」で良いのでは?」

先生「先生と同じように思う人?」と聞くと、誰も手をあげませんので「では理由を隣の人に言ってください」とペアトークします。

ペアトークは、個々人が意見をもっている時に行うと有効な話し合い活動です。

よって、「先生は間違っている!」と言う共通意見がある状態では、子どもたちも話しやすくなります。

 

その後、子どもたちに意見を聞くと、

「『ほとばしる』の方が勢いがある!」

のような言葉のイメージに関する意見を言ってくれます。

(「勢いのある言葉」はこの詩を読む時の重要ポイントになります)

 

◆読解発問②「勢いのある言葉は、詩の中にいくつあるか数えてください」

「数える」と言う活動は、

  • どの子も参加しやすい
  • 文章全体を扱える
  • 子ども一人ひとりの意見が反映されやすい

という特徴があるので国語ではよく使います。

 

「ほとばしる」「もう止まらない」「真っ赤」「のたうったり」

など子ども自身が持つ言葉のイメージを使って、勢いのある言葉を数えていきます。

(模擬授業では5〜8個という意見が出てバラけました)

 

それぞれの子の意見を聞いた上で、最後に全員で「勢いのある言葉」を意識して音読して終了です。

(時間があれば、一人ずつ音読を聞いて、その子の「読みの変化」を評価しても良いと思います。

 

 

振り返り

読解の発問は何個か考えた中で、教科書・指導書の指導目標に合わせたものにしました。

このご時世で、自分のクラスだけ変なことをしていると噂されるのが面倒という先生もおられますし、指導書の内容でも良い授業は作れると思っています。(他に考えた発問↓)

 

終わりに

 

未熟な授業でしたが、参加者の皆様から、たくさんのフィードバックがもらえました。

やっぱり「授業」は教師の仕事の根幹であり、教師の楽しさの根幹でもあります。

 

今後も模擬授業や授業検討の会に関われると嬉しいな〜と思います(^ ^)

以上です!

 

PS:模擬授業で紹介した2回目の詩写の授業は、こちらで紹介しています↓

【授業案】詩の国語実践 〜詩写で子どもの読みを表現する〜

 

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※第2版がでました(^ ^)

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