【授業案】詩の国語実践 〜詩写で子どもの読みを表現する〜

詩の授業
教科書には、詩の授業が定期的に掲載されています。
短い文の中にも情報が多いので、
- 表現技法の読み取り
- 作者の主張の読み取り
- 内容をイメージして音読
など多様な授業展開が可能です。
詩写の授業
そんな詩の授業の中でも、私の好きな授業に「詩写」があります。
詩写とは、紙に詩を写し書きをすることです。
(参考:授業力アップ 学級経営の話)
ノートにルールを守って書くという練習はとても重要ですし、文章の型を覚える意味でも有効な活動です。
(参考:ころりん日記 )
また、ノートに書くだけでなく、A4画用紙に書き写して、相手いるスペースに絵を描くのもオススメです。
詩の授業では内容読解をしても、読み取ったイメージをどう表現するかを評価します。
イメージを心に込めて音読してもいいですが、読むのが苦手な子は表現しにくい子もいます。
そんな時に、絵を描かせると自分なりに文章を読んで読み取ったことを、絵で表現してくれます。
このように、言葉、音読、感想文、イラストなど子どもの思考を表現する機会を保障することは、授業のユニバーサルデザインの観点からも有効な活動になります。
詩写の説明
詩写をすると木に、ただ紙を渡して書きなさいでは、取り組めない子が出てしまいます。
よって書くときのポイントを事前に説明します。
詩写の説明用PowerPointダウンロード→詩写の説明
(説明例:パワポを進めていきながら説明します)
- 紙の周囲は少し開けます(外側の水色部分)
- 詩を書き写していきます。上の方は揃えると綺麗に見えます
- 蓮の間は、1行分開けましょう
- 詩の最後に自分の名前を書きます
- 会いたスペースに、詩を読んで感じたことを書きましょう
説明をすると苦手な子も、際立ってにサイズ感を間違えたり、変な目立ちかたをする子はいなくなります。
終わりに
詩写は、壁に掲示しても見栄えがするので、授業参観などに向けて行っても良いと思います。
(保護者向けのインスタ映えも昨今では大事です笑)
詩は言葉の楽しさがたくさん味わえる教材なので、ぜひ様々な角度から授業をしてみることをお勧めします(^ ^)
以上です!
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