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コロナウイルスが猛威を振るう中、教師が取り組むべきことは何なのか本気で考えてみた

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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未知の状況

最近、夜はオンラインで友人や、SNSで知り合った方とZOOM飲み会を繰り返しているともはるです(笑)

仕事柄、学校の先生方ともよく飲ませていただきますが、話題は当然、

  • 「学校はいつ再開するのか?」
  • 「今、何をすればいいのか?」

というコロナウイルスに伴う悩みが多いです。

 

色々な方の意見を聞きながら思うことがあったので、ブログに記しておこうと思います。

 

休校が続くことで見えてきたこと

 

4月から日本(あるいは世界中)のほとんどの学校は、休校状態です。

この記事を書いている4月25日時点でも、おそらくGW後も休校は延長だろうというのが大方の予想です。

 

また、連日報道が続く中で徐々にわかってきたことは、

  • コロナウイルスは季節性の風邪と同じ
  • 免疫を獲得することはないので、ワクチンの開発が重要になる
  • 夏でも治ることはなく、弱まっても冬にまた拡散する

などの情報が流れてきています。

一方、学校の先生の悩みは、

  • 3密を防ぎながら授業を行うことは非常に難しい
  • 再開したとしてカリキュラムをどのように編成するのか悩む
  • そもそも学校の感染リスクが高いので怖い
  • このまま休校が続けば給料をもらうことはできるのか?

など様々です。

 

ちなみに、私は発達障害者支援の仕事がメインですが、コロナウイルス騒動で思ったことは、

  • 今年はいじめ、不登校などの件数が激減するだろう(休校地域に限っては今年度ゼロ件)
  • 学校で行えない勉強を家庭や学童・放デイなど福祉施設が代わりに行っている
  • 学校外で勉強ができる子とできない子で格差が開いていく

などです。

 

特に、今まで学校の役割だった義務教育の大部分を、家庭と学校外のサービスで肩代わりしているので、今後子どもたちの学力はどのようになるのだろうか?という疑問はあります。

 

今年度の全国学力調査は無くなりましたが、もし来年度調査をして「学力は例年と比べて変化なし」となれば、学校の存在意義がなくなってしまうのではないかな〜と思います。

学校の先生は、熱心に課題プリントや授業動画を作ってくれているのですが、課題プリントは本屋にいけばすぐ手に入りますし、ネットに無料の教材プリントも今では充実しています。また、授業動画はすでに多くの方がネットにアップしているので、そこまで必要もありません。(NHK for Schoolがやはり強い)

 

つまるところ学校は「地域の子どもや大人が集まって共に学ぶ」という社会性を学ぶ役割が最も大きく、それがないと、子どものお預かり所という福祉的な機能しかメリットがないこと可視化されてしまったわけです。

さらに言えば、今まで学校が生んでいたデメリット(いじめ、不登校、体罰等)がほぼ解決してしまったので、学校が再開しても「学校に行かない」という選択をする家庭が少なからず生まれるでしょう。

 

つまり、このコロナウイルスの感染が広まり続ける中で「学校の存在意義」そのものが疑われる状況が生まれてしまいました。

 

最悪を想定して考える

 

この状況で、学校の先生が取り組むべきことは何なのか、個人的な意見100%で考えてみました。

 

まず、今のような先行き不透明の緊急事態でやるべきことは「最悪を想定する」ということです。つまり、一番悪い状況から順番に対策を考えていくことで、リスクをなるべく減らしていくのです。

 

①全員コロナウイルスで死亡

まず、この状況で一番想定しておくことは、「子供、教師全員がコロナに感染して死亡」だと思います。

 

よって、コロナウイルスの医療体制が整備されるまでは絶対に休校を再開しないことが重要になります。現在、世界中でワクチンの開発が進められていますので、それが完成するまで(最短で1〜2年)は、学校は再開しない、どんな世論がきても跳ね除ける教師の意思統一が大切になります。

 

また、教員は学校設備を維持できる最低限の仕事意外は、全てテレワークにします。各家庭への連絡は、オンラインで行い直接会うことは禁止です。

授業は全てオンラインで行うことを想定して、テレワーク中でも質の高い授業を届けられるように、オンライン授業のノウハウを学び、教材開発をすることが大切になると思います。

 

これが一番最初にやるべきことかと思います。

(極端な発想ではないですよね?笑)

 

②公教育の崩壊&全国の教員が無職になる

次に、想定される最悪は「公教育の崩壊」かと思います。

「学校がなくても子供は十分に育てられる」

となれば、3密必死の学校の存在意義はなくなり、学校外の教育サービスを用いて各家庭が判断して、教育を進めていくことになるでしょう。

 

当然、全国の教職公務員は仕事がなくなりますので、無職になります。

これは、日本が公教育にかけている税金の額を考えれば、経済産業省が真っ先に提案してきそうだと思うので、実は可能性は低くはないのではないかと思います。

 

また、現実的に考えると学校が3密を回避して、ソーシャルディスタンスを取りながら、既存のカリキュラムを行うと考えると、

  • 1クラス10名以下になる(それに伴い教職員を大幅に増やす)
  • 分散登校にして対応する(これも、開校時間が増えるので教職員の大幅増が必要)
  • オンライン授業に切り替える

などの対策が考えられますが、どうしてもマンパワーが圧倒的に足りなくなります。

特に、少人数クラスにしたり、分散登校にすると、教員を大幅に増やす必要が出るので、圧倒的に予算が足りなくなります。それでもやろうとすると、非常勤講師を増やすか、教員1人あたりの給与を下げる、などの手しかないので、教員の質が大幅に低下するか、教員志望者が激減するので、実質日本の教育は立ち行かなくなるでしょう。

(社会保障費を削って教育に予算を回せば可能かもしれませんが、少子高齢化の日本では・・・)

 

唯一可能性があるは、授業を全てオンラインにして、先生は学校、子供は家庭という状況で、ZOOMなどのオンライン授業を行うことです。

動画授業でもいいのでは?とも思いますが、動画は予習復習には使えても履修とみなすことは、なかなか難しい気がします。(webテストを受けて合格したら履修などの制度に変えればいけるのかもしれませんが・・・)

 

これであれば、国・算・数・理・社・英の主要教科はギリギリ既存のカリキュラムが維持できそうな気がします。(体育や図工、音楽などはまた考える必要がありますが)

新しい仕事も増えますが、今まで教師の仕事の多くの時間をとっていた、いじめ・不登校・体罰などの対応も全くなくなりますので、トントンでいけるかと思います。

 

あくまで最悪の話ですが、「学校に集まって勉強をする」という前提が崩れるので、実質公教育が崩壊し、教師は全員無職になります。

なので、教師の方々の身の保証を考えると、「転職に使えるスキルの勉強」が一番必要ではないかと思います。例えば、英語やプログラミングなど汎用性のある分野の勉強であれば、学校再開後も役立ちますし、転職にも生かすことができます。(ちなみに私は今、次の仕事に繋げるために別分野の勉強をしています笑)

 

そして唯一可能性があるのがオンライン授業への移行ですので、現在学校の先生方が行う仕事は「オンライン授業を成立させるノウハウ・カリキュラム作り」かと思います。(最悪公教育が崩壊しても、オンライン授業のノウハウは今後需要が伸びて、新しい仕事につながるスキルになります)

 

③ワクチンが完成次第学校再開

次が、ワクチンが完成し、供給体制が整い次第、学校再開です。

 

世界中で研究が進められているので、1〜2年(早ければ半年)でできるという専門家もいますので、再開を見越してカリキュラムを考えることが、先生方が今やる仕事になるかと思います。

 

ただし、再開した時点の残りの日数、授業時数とカリキュラムの相談になるので、なかなか考えることは大変だと思います。カリキュラムに優先順位をつけて、残りの日数でできる内容でカットオフ、というのが現実的なところでしょうか?

 

また、ワクチンができた時点と供給体制を整えるまでには、日数がかなり空くので、ワクチンが開発されたというニュースを聞いた時点からカリキュラムを考えても、私的には問題がないように感じます。文科省や教育委員会が大枠を考えてから、現場でできることを考えた方が、無駄も少ないですし、不必要な混乱はないかと思います。

 

もちろん、自治体、教育委員会、各学校、教師個人でできることが違うので、ここを明確にしておくことは大切です。

その上で、今の段階でカリキュラムについて考えると、6月再開、9月再開、12月開催、来年度開催・・・と選択肢が多すぎて先生方も困ってしまわないかな?と感じてしまいます。

 

今やるべきこと

 

こんなことを、つらつらと考えていたので、私の中では、

  • 「授業にも転職にも使えるスキルの勉強」
  • 「オンライン授業のノウハウ・カリキュラム作り」

が今一番やった方がいいのではないかな、という結論になりました。

 

もちろん、

  • 課題プリントを用意する
  • 担任しているクラスの子どもたちと電話や家庭訪問をする
  • 授業の動画を作る

などの業務も大切ではありますが、優先順位としては高くはないのかと思います。(家庭訪問をして、コロナウイルスの媒介になる可能性があるのであれば、何もしない方がよっぽどいいです。)

 

どちらにせよ、コロナウイルスという未知の状況に100%完璧に対応することなど不可能ですので、未来を予想して自分の状況と照らし合わせて、考え続けることが必要なのだと思います。

 

終わりに

最近、受験を控えている高校生、教採や教育実習を控えている学生さん等から「今何をすればいいですか?」と相談をいただくことが多いのですが、正直ここまで社会状況が変わる経験は私も初めてなので、全て予想で動くしかありません。

新聞、テレビ、ネット、本などメディアから情報を収集し、自分の現状を振り返り、自分で考えて動いてください、としか言えません。

 

私自身、発達障害を抱えて困っている子(あるいはその保護者)や、いじめ、不登校で悩む子の相談などにも乗っていましたが、今はゼロ件です。学校がなければ、私の仕事もなくなることが判明しました(笑)

 

以上、「コロナウイルスが猛威を振るう中、教師が取り組むべきことは何なのか本気で考えてみた」でした。あくまで素人の意見として受け取っていただければと思います(笑)

 

大変な状況ですが、今できる精一杯の取り組みをして頑張っていきましょう!以上です(^ ^)

 

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