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【授業案】2年生 東京書籍 算数 「ひき算の しかたを 考えよう」 

2018/06/03
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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2年生 東京書籍 算数 「ひき算の しかたを 考えよう」授業案

「ひき算の しかたを 考えよう」

 

2位数のひき算とその筆算を学ぶ単元です。

初めての筆算、そして繰り下がりもあり苦手な子はたくさん練習が必要です。

 

今回は、単元末に楽しく繰り下がりのある筆算の練習ができる授業を紹介します(^ ^)

 

本時目標

【技】学習内容を適用して,問題を解決することができる。

【考】問題解決を通して、帰納的な見方をすることができる。

 

①めあて(形式上のめあて)

先生「今まで引き算の筆算を勉強してきました。今日はたくさん計算の練習をしましょう。『けいさんのれんしゅう』です。」

子ども「(めあてを書く)」

先生「では、今日は数字カードを使います。3、4、5、6、7・・・あれ?他の数字がない?無くしちゃったかな〜」

子ども「先生しっかりして!」

先生「ごめんね。先生おっちょこちょいだから(^ ^)」

「今日は3〜7のカードを使ってやります。」

 

②問題提示

先生「このカードから好きな数字を2つ選びます。そして2つのカードで2桁の数字を作ります。」

「3と4ならどんな数字ができるかな?」

子ども「34!」「43!」

先生「そうです。2つ数字ができます。」

「できた2つの数字を大きい数から小さい数を引きます。」

「計算して見ましょう(^ ^)」

子ども「(計算中)」

 

③活動

※以下は私が授業をした時のパターンですが、子どもが何を選ぶかは実際は異なります。

 

先生「じゃあカード選びたい人?」

子ども「はい!」

※授業内容とは関係ありませんが、低学年だと「前で選ぶ」というだけでみんなやりたがって手をあげてくれます。

誰でもできる活動を入れることで、全員の参加感をあげます。

 

子ども「4と6!」

先生「では、64と46ですね。計算しましょう。」

(計算)

 

子ども「7と3!」

先生「73と37、計算しましょう。」

子ども「ん?」

 

子ども「5と3!」

先生「53と35ですね。計算しましょう。」

 

子ども「あれ?」「ん?」

 

子ども「4と7!」

子ども「それ!」「合ってる!」「??」

先生「どうしたのみんな?(^ ^)」

「74と47。計算しましょう。」

 

子ども「5と6!」

子ども「9だ!」「なんで?」「え?」「ほんとだ!」

先生「65と56ですね。計算しましょう。」

 

④考えの共有

子ども「わかった!」

先生「さっきからどうしたの?」

子ども「計算しなくても答えがわかります!」「うん!」

先生「どういうことですか?計算しなくても答えがわかるという人?」

子ども「(1/3ぐらい手をあげる)」

先生「なんでこんなにいるの!」

「でもわからない人もいるから、班で確認してください。」

(相談タイム)

※気づいて言いたい人と、わからなくて聞きたい人がいるので、教え合うことに熱中します(^ ^)

 

「説明できる人?」

子ども「はい!数字の差が1つ大きくなると、答えが9大きくなります!」

 

(全体で確認)

 

 

⑤適用

先生「たまたまじゃないのかな〜?」

「あ!こんなところに、残りの数字カードがあった!よかった〜」

子ども「やった!」「わざとでしょ!」

先生「じゃあ、残りの数字の組み合わせでやってみましょう(^ ^)」

(個別で確認します。)

 

⑥共有&まとめ

先生「確認できたかな?」

「じゃあ、差が5つの問題から確認していきます。」

(差が9つの問題まで確認して板書していく)

 

 

先生「本当だね!すごいね!」

子ども「まだあります!」

「1の位が1つずつ減っていきます!」

「十の位は1つずつ大きくなる!」

「90ができる!」

・・・

 

(これらは子ども自身の発見なので、子供の言葉をそのまま『まとめ』として書いていきます。)

 

 

感想

子ども「これがあれば計算しなくてもいい!」

先生「すごいね!みんな大発見したね!」

子ども「先生仕組んだでしょ!」

先生「みんなの力だよ(^ ^)」

 

最後までとぼけました(笑)

 

この授業は「めあて」を示さなくても、子どもは自分で計算を始めます。

「計算のきまりを見つけよう」というめあてを最初に出してしまうと、子どもは「なんか見つけるのね」とその時点で押し付けられた、と感じて熱が冷めてしまいます。

 

つまり「めあて」を示さないから、子どもが自分から「めあて」をもつのです。

当然自分の「めあて」の方が、子どもが学習に夢中になります。

 

学校現場では、「めあて」の押し付けに反発の声が多いです。

あくまで「めあて」も問題解決型学習も手段なので、子どもの学びが最大化するために選んで使いたいですね(^ ^)

 

この授業は筑波大学附属小学校算数部の盛山隆雄先生の授業を、自分のクラスにアレンジして実践させてもらいました。

子どもの「めあて」を引き出す盛山先生の授業は、一度拝見されると勉強になるかと思います(^ ^)

よかったら参考にしてください。

 

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コメントよろしくお願いします(^ ^)

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