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【授業案】3年光村国語 「言葉で遊ぼう/こまを楽しむ」 〜狙いに沿ったシンプル授業〜

2018/06/03
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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3年光村国語 「言葉で遊ぼう/こまを楽しむ」授業案

「言葉で遊ぼう/こまを楽しむ」

 

教材感

「こまを楽しもう」では、説明文を

  • 「段落」
  • 「問いと答え」
  • 「はじめ・中・終わり」

などの「説明の工夫」を使って『いかにわかりやすく書かれているか』を学習する教材です。

 

説明文の学習は

  • 文章を読んで説明の工夫の理解する
  • 理解した工夫を使って説明文を書く

この流れが王道ですので、知っておくと便利かと思います。

 

本時のねらい

【読】「段落」を理解し,その内容に基づいて,文章全体の構成を理解している。

 

用意するもの

書く段落の1文目が書かれた画用紙(orパソコンで印刷したもの)

書く段落の写真をA4で印刷しておいたもの

(上2つをテープでくっつけておきます。)

 

本時展開

 

 

⓪導入

  • 漢字ドリル
  • ミニテスト
  • 1分間スピーチ
  • 暗唱

など、国語授業の常時活動を行う。

(時間がなければ省略)

 

①めあて(2分)

 

先生「前回まで『言葉で楽しむ』を読みました。目標は『まとまりをとらえて読み、かんそうを話そう』でしたね。」

 

単元目標を掲示する

※単元目標は毎回掲示するので、模造紙などに書いてすぐに掲示できると良い

(子どもはノートには書かない)

 

「今日から『こまを楽しむ』に入ります。

説明文を勉強する時に最初にすることはなんだったかな?」

 

子「説明の工夫を見つける!」

 

先生「よく覚えてました!では、今日のめあてを書きましょう。

『せつ明文のくふうを見つけよう。』と書きます。」

(板書する前に、言葉で書く内容を示し、視覚と聴覚で情報を示す。)

 

 

「書けた子は、『こまを楽しむ』を読んでいます。」

(終わった子が出たら、何をするかまで指示しておく。)

 

②学習の見通し(3分=計5分)

 

先生「説明文の工夫って何があったかな?」

子「段落!」「はじめ・中・おわり!」「問いと答え!」

→板書

 

③「段落」の確認⑴(10分=計15分)

先生「段落から確認します。

段落は『1マス空いているところ』から始まるんでしたね。

では1マス空いているところに◯を書いてください」

 

「書けたら、班で◯の数を確認します。」

(細かくグループ活動を入れると、集中力が切れることなく授業に参加できます。)

 

先生「段落はいくつですか?」

子「8つ!」

先生「では番号を書きましょう。」

 

※段落の最初の指導単元なので、はじめから番号を振らせずに、まずは空いているところに◯を書いて確認させる。

その後、◯の数を確かめて番号を振らせることで、間違えた子が書き直すことがなくなります。

 

④「段落」の確認⑵(5分=計20分)

 

(ランダムに1文目が書かれた紙を出す)

先生「この文は何段落でしょう?」

子「4段落!」「2段落!」・・・

(答えたら掲示していき、8段落まで繰り返す。)

(子どもは、教科書の1文目に注目して読むようになる)

 

途中で誰でもできる活動を入れることで、手を上げやすくなります。

そして発言が苦手な子に答えさせることで、成功体験になります(^ ^)

 

また掲示は、挿絵と文章を両方掲示し、子どもに理解しやすくします。

認知特性を知ってレベルアップ!〜視覚優位と聴覚言語優位〜 

 

⑤「はじめ・中・おわり」の確認(2分=計22分)

 

「はじめ・中・おわり」の区切りを確認する。

 

先生「はじめは何段落目でしょう?」

子「1段落!」(→線を引く)

先生「中は?」

子「2〜7段落!」(線を引く)

先生「おわりは?」

子「8段落!」

 

⑥「はじめ・中・おわり」の意味の確認(10分=計32分)

 

ゆさぶり発問①

先生「今思ったんだけど、中でたくさんこまが紹介されてるでしょ。

この『はじめ』と『おわり』って別にいらないんじゃない?」

(反論のある子が手をあげる)

先生「あれ?たくさん意見がありますね。ただわからない人もいるみたいなので、お隣さんに意見を言ってみましょう。」

(ペアトーク)

 

子ども「いるでしょ!いきなりこまの話が出てきたらわけわかんない!」

「最初に筆者が『こまの話するよ』って言った方が、読んでいる人が何の話かわかります!」

「『どんなこまがあるのでしょう?』『どんな楽しみ方ができるのでしょう?』って、問いかけてるんだよ!」

 

先生「なるほどね!筆者が伝えたいことを問いかけてるんですね〜みんな頭いい!」→板書

 

ゆさぶり発問②

先生「みんな待って!じゃあ、『はじめ』でこまの話するよ、って言ってるから、『おわり』はいらないんじゃない?」

(①と同様ペアトーク)

子ども「最後に、言いたいことをまとめたらなんかいいでしょ!」

「大事なことだから、もう一回言ってるの!」

 

先生「なるほど!さすが!」→板書

 

ゆさぶり発問③

先生「あれ?じゃあ、最初と最後に、大事なこと言ってるから中はいらないんじゃ・・・」

(①と同様ペアトーク)

子ども「違う!どんなこまがあるか紹介してるんでしょ!」

「例えがあった方が、面白さが伝わるでしょ!」

「無かったらつまんないじゃん!」

 

先生「なるほど!だから、『はじめの問い』には『答えのたとえ』がセットになっていると良いんですね〜」→板書

 

※ゆさぶり発問は、あえて先生がとぼけて「子どもを教える立場」にすることで考えを引き出します。

道徳のゆさぶり発問の応用です。

授業に対するエネルギーが格段に上がるので、好んで使っています(^ ^)

道徳授業での発問のコツ

 

⑦まとめ

⑥までで「めあて」は達成しているので、授業の振り返りや感想を書いて終了です。

なお、説明の工夫を理解しているかどうかは3次の活動でも確認できるので、無理に評価しなくても良いです。

 

また「三文日記」「漢字の練習」など別の活動に時間を使っても良いでしょう。

【授業案】低学年の作文指導:三文日記

 

終わりに

 

国語の文章読解は、その気になればいくらでも指導内容が出てきます。

しかし、内容が盛りだくさんにすると、頭がパンクする子どもが出ます。

また漢字や作文指導など、文章読解以外の指導事項もたくさんあります。

 

無理をせず「授業のねらい」だけを学習できるシンプルな展開が良いと思います。

そして教材や発問を工夫して、子どもが「ねらい」に集中できる授業にすることがオススメです。

 

以上です、ご意見、ご指摘あればぜひコメントください(^ ^)

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