【図工実践】芸術鑑賞にアートカード
2021/02/17

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こんにちは(^ ^)
以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。
このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。
全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
図工授業
小学校の図工では、絵を描いたり、工作をする他に、「鑑賞」という時間があります。
基本は、「友達の作品を見て、感じたことを交流する」というのが鑑賞の授業のメインです。それ以外にも、芸術作品の鑑賞もあります。
私はこの鑑賞の授業に
「アートカード」
を使うことをお勧めしています。
アートカードとは、美術作品を小さなカードにしたものです。
全国の美術館で作られており、授業提案とともに学校現場や様々な場所に貸し出しをしています。
独立した作品の鑑賞がなかなか取り組めない学校もあるかと思います。
しかし、アートカードなら、楽しく鑑賞力をつけることができるので非常にオススメです。
上記のカードでゲームを行うことで、遊びながら鑑賞力を鍛えます。
鑑賞は、子どもによって感じることや、注目するところが違うので、お互いの意見の違いを自然に認め合うことができます。
また、自然に子どもの道徳性を育てることもできます。
授業案
以下、埼玉美術館が提唱している授業案です。
◆キーワードゲーム
◆マッチングゲーム
始めるには?
ネットで検索すれば、借りられる美術館がすぐわかります。
終わりに
鑑賞の授業は、どう行って良いかわからず感想を交流して終わり、という先生も多いです。
鑑賞に悩んでいる方の参考になれば幸いです(^ ^)
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Comment
こんにちは。ともはる先生のTwitterやブログをいつも拝見しており、励みにさせていただいております。
私も昨年、教育実習の授業で、アートカードを用いた鑑賞活動を行いました。ほぼ全員が、ものづくりが好きであるのに対し、ものを見ることが好きだという子はそんなに多くないクラスでしたが、反省点は多くあるものの、作品を見ることを楽しんでいる様子でした。
何かをつくったり、演奏したりすることだけでなく、見たり聴いたりすることが好きになる子どもが増えてほしいなと思います。
長文失礼いたしました。
ありがとうございます(^ ^)
教育実習でアートカードは、良いですね。
子どもたちの記憶にも残ったのではないでしょうか?
最近の図工の授業は、技能よりも作成の過程を重視する単元が増えてます。
作品の良い悪いが問われない授業が多いので、教師にとってもやりがいがあります。
(その分、教師側も評価で悩むことも多いですが笑)
ぜひ自分の目で体験してみてください(^ ^)