子どもの視界を体験できるチャイルドビジョン

子どもが危ないことをすると
大人は子どもが危ないことをしていると叱ってしまいます。
しかし、子どもが見えている世界は、実は大人とはかなり異なっていると言われます。
もし大人が子どもと同じ見方を体験できると、子どもに対する見方、考え方が変わるかもしれません。
子どもの視界
実際に、子どもの視界が大人とどれほど違うのでしょうか?
成人男性と6歳の子どもの視界を比較した場合、水平方向の視野で、
- 子ども90度
- 大人150度
と、かなりの差があります。
また、垂直方向の視野で、
- 子ども70度
- 大人120度
と、縦横共に差があります。
チャイルドビジョン
NPO法人CAPセンターでは、子どもの見え方や感じ方を理解するために、「チャイルドビジョン」と呼ばれる子どもの視界を疑似体験できるメガネを無料でダウンロードしています。
作った場合
実際作ってみました。
除いて見るとかなり視界が狭く、常にこの状態だとかなり危ないと感じました。
道路の近くにいると、車に気づかず飛び出してしまう子どもがいます。
この視界であれば気づかないのも納得です。
終わりに
自分以外の感覚を理解することは難しいです。
自分の感覚が全てだと思わずに、相手の立場を積極的に理解しようとする行動はとても大切だと思います。
特に子どもの感覚は、児童理解に役に立つので積極的に学んで行きたいと思います(^ ^)
参考になれば幸いです。
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