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突っ伏して何も言わない子への対応 〜気持ちの代弁〜

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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突っ伏して何も言わない子への対応

何も言わない子・・・

 

  • ずっと泣いている子
  • 教室に入らない子
  • 机に突っ伏して反応がない子

先生が「どうしたの?」「何があったの?」と聞いても、頑なに話そうとしない子がいます。

 

授業はあるし、周りの目もあるし、なんとかしたいけど、子どもは何も話してくれない。

先生は困り果ててしまいます。

 

一体どうすれば良いのでしょうか?

 

気持ちの代弁

子どもの実態によりますが、私は「気持ちの代弁」という手法を取ることが多いです。

子どもは嫌なことがあっても、それを表現する言葉を持たないとき行動で気持ちを表します。

 

  • 机に突っ伏す
  • 泣き続ける
  • 無視する
  • 隠れる

 

そんなときに、子どもの言いたいことを大人が言語化してあげると、状況を理解し落ち着くことができます。

 

具体的な対応

 

例えば、朝廊下に座り込んで教室に入らない子がいたとします。

「何かあったの?」と聞いても何も答えません。

そんなときに、

  • 「誰かに嫌なこと言われたの?」
  • 「どこか痛いの?」
  • 「忘れ物しちゃったの?」

と、可能性の高い順から聞いていきます。

 

子どもは「はい・いいえ」のみ答えられるので、無言で頷いたり、「違う」と否定したりして伝えます。

そして同時に、自分の気持ちを整理していきます。

 

そして、もし「忘れ物をした」というのであれば、

  • 「先生の教科書を貸してあげます」
  • 「お母さんに連絡してみようか」
  • 「今日は使わないよ」

などと、原因を取り除いてあげると、子どもは落ち着いていつもの状態に戻ります。

 

さらに・・・

「何も言わない」という行動をとる、気持ちの表現が苦手な子は、低学年や言語表現の経験が不足している子に多いです。

 

そのような子の場合は、「気持ちを伝えられない」ということによるストレスを貯めやすいので、代弁してくれる先生に対して「私を理解しようとしてくれる」と感じ、信頼関係の構築が進みます。

 

また、愛着に困難を抱えている子は「理解してくれる」という経験が不足しているケースが多いので、

「自分の気持ちを理解して、わかってくれる」

という実感から、愛着の形成にも大きな効果があります。

 

終わりに

 

大人は言語によるコミュニケーションが出来るので、つい子どもにも「対話」による解決を進めてしまいます。

しかし、幼少期、学童期は言語能力が未熟なため「対話」での解決は難しいケースが多々あります。

 

なので、子どもの教育に関わる方は

  • 「対話以外の言語コミュニケーション」
  • 「言語を使わないコミュニケーション」

を日頃から考えておくと、トラブル解決・信頼関係の構築に役立つかと思います(^ ^)

一例ですが参考になれば幸いです。

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Comment

  1. すべての子供は、<自分の気持ちを聴こうとする>、先生の関心を求めているのだと思います。
    待っているのだと思います。
    ともはる先生の対応に共感しました。
    子供に対する関心こそが、子供を成長させるのだと、僕は思います。

    暑い日が続きます。
    お元気で!
    (どんぐりおじさん)

    • 元小学校教師ともはる より:

      ありがとうございます。
      子どもに対する関心は全ての基本ですよね(^ ^)

コメントよろしくお願いします(^ ^)

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