男女が一緒に遊ぶときのポイント

男女一緒に遊ぶ
男女一緒に遊べると、雰囲気もよく暖かいクラスになります。
一方で、男女で一緒に遊ぶと揉めないかな・・・
と不安になる先生もいるようです。
確かに、ドッチボールやボールゲームは得意な子は男の子が多いです。
女の子は、怖い子もいるのでなかなか一緒にはやろうとしません。
鬼ごっこやドロケイも同様です。
私は無理に全員でやることを勧めてはいませんが、「この日は全員で遊ぶ」と機会を限定すれば成長する機会になると思います。
ただ全員で遊ぶとなれば、参加する子がみんな楽しめる方法が必要になります。
どうすればいいでしょう?(^ ^)
男の子がルールを変える
色々方法はありますが、私は「男の子がルールを変える」という方法が好きです。
具体的にいうと、
- 「得意な子に制限をかける」
- 「苦手な子に有利なルールを作る」
という方法です。
◆例えば
ドッチボールであれば、
- 男の子は利き腕でボールを投げない
- コートが、男:女で1:3の広さにする
- 女の子が当てれば、2人内野に戻れる
鬼ごっこであれば、
- 足の速い子(リレー選手)は、スキップ限定
- 追いかける時は両手をあげながら走る
など
これは休み時間の遊びだけでなく、体育の時間にも有効です。
サッカーやバスケットであれば、
- 女の子がシュートを決めれば3点(男の子1点)
- ボールは男女で交互にパスをする
- 経験者はドリブル禁止でパスのみ
などです。
ルールを変えると、どんな子でも楽しく参加できるようになります(^ ^)
◆子どもと一緒に考える
最初から不利だと得意な子から不満が出るので、ルールは子ども達と一緒に考えることが大事です。
「得意な子に相談」という形をとるとノリノリで考えてくれますし、男の子の評判も上がり男女が仲良くなります。
また、小学校だと「男の子がはしゃいで女の子を泣かしてしまう。」という場面があります。
体も大きくなっても、体が小さい頃と同じ行動をしては、思わぬ時に怪我をさせてしまうことになります。
なので、相手のことを考えて自分の力をセーブするというのはいい経験になります。
終わりに
「女の子のために、安全に楽しめるルールを考える男の子」ってカッコよくありませんか(^ ^)
男の先生として、教え子の男の子には「カッコいい男」になってほしいので、この指導は毎年必ずしています!
(男女平等の原理的にどうかはわかりません笑)
一例ですが、参考になれば幸いです(^ ^)
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※縁あって本を出させていただきました(^ ^)