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できない子を見たときに私が考えること

2018/04/21
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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できない子を見たときに・・・

何回言ってもできない子

何回言ってもできない子どもがいます。

  • 話が聞けない。
  • 忘れ物をする。
  • ノートに書けない。
  • じっとしていられない。
  • 給食が食べられない。

・・・

このような場面に先生は、何度も直面します。

そして多くの場合は、

 

「何度もやらせる」

「褒める」

「励ます」

「叱る」

「指導方法を改善する」

 

などの取り組みで、解決します。

 

子どもは成長段階なので「まだできない」が基本です。

継続した取り組みで、大概できるようになります。

 

全く変わらない子

しかし中には、全く子どもが変わらないと言う場面に遭遇することもあります。

何か特別な原因(例:身体に障害がある)がある子であればすぐ対策できます。

 

しかし、学力やコミュニケーション能力に問題がない普通の子なのに、なぜかできないと言うことがあります。

みなさんはどうするでしょうか?

 

 

私が意識していること

多くの先生は「普通の子だから、単に苦手でサボっているだけだろう」と考えて、無理にやらせ続けてしまう場合があります。

この時に、私が意識していることは、

「医学的原因はないだろうか?」

と最初に考えるようにしています。

 

例えば、

 

突然眠気に襲われる「睡眠障害:ナルコレプシー」

めまいや耳鳴りに襲われる「メニエール病」

家では普通なのに学校で話せなくなる「場面緘黙症」(ばめんかんもくしょう)

精神的ストレスで視力が低下する「心因性視覚障害」

 

など、発達段階であり、多感な小学生には色々な病気にかかる可能性があります。

その可能性を考慮せず、大丈夫だと決めつけて頭ごなしにやらせると子どもにとって悲劇です。

一生のトラウマになることもあります。

 

具体的な対応

もちろん先生は、医学のプロではないので完璧に判断することなどできません。

だから、違和感があった場合は、周りの先生、保護者に相談して、あらゆる可能性を考慮すべきだと思います。

 

「医者ではないから、わからなくてもしょうがない」と考えてはいけないのです。

 

私は周りの先生に心配性に見られます。

少しでも不安な様子があれば、周りの先生に相談し、保護者にも連絡をするからです。

「ただの子どもの甘えですよ」

と言われることが、ほとんどです。

ただ万が一の時のために、そのスタンスはずっと続けています。

 

考えに至った経緯

私が「病気」と言うものに敏感なのは、実は、私自身が睡眠時無呼吸症候群という病気に子どもの頃から悩まされてきたからです。

「太っている人がなるもの」という印象がありますが、私は、先天的な体の特徴でした。

 

朝はほとんど起きれず、遅刻が多い子でした。

何時間寝ても、日中眠く、授業中に寝てしまうこともありました。

集中力が続かず、先生に何度も怒られました。

 

幸か不幸か学力は普通だったので、授業で聞き逃しても、自分で教科書を読んだり友達に助けてもらってなんとか乗り切ることができました。

 

それでも、周りの大人には

「できるのにやらない根性のない子」

「気持ちが弱い」

「周りのことを考えられない」

などと言われて育ちました。

 

私自身も、周りに迷惑なんてかけたくなかったので、なんとかしようと必死でした。

とにかく早く寝る。

  • 眠気覚ましにコーヒーをずっと飲む。
  • とにかく動いて体を覚醒させる。
  • 電車では常に立つ。
  • 朝は強力な目覚まし3個セット。

とにかく寝るのが怖かったのです。

 

大事な試合や試験の前日は、寝ないで徹夜したこともありました。

そんな中で大人になったある日、テレビで睡眠時無呼吸症候群が紹介されました。

 

私のいびきがうるさいことを知っていた友人が、

「お前、睡眠時無呼吸症候群なんじゃね?」

と半ば冗談で教えてくれました。

 

それをきっかけに病院に行ったところ、病気だと判明しました。そして、薬やC-PAP(医療機器)、手術などの紹介を受けて、治療しました。

 

治療を受けた次の日、一人で何もせず自然に朝目覚めた時に、嬉しくて泣いたことを覚えています。

治療するまで私は「自然に目が覚める」という経験をしたことがなかったのです。

 

そして今でも継続的に通院はしていますが、普通に生活することができています。

 

終わりに

病気と知らない大人に怒られて育ってきたので、自分と同じ体験をさせたくないという思いが強くあります。

できない子どもを見る時は、何よりも先に「原因があるのでは?」と考えるようになりました。

 

定期的に子どもの病気についての勉強もしています。

私は、勝手な決めつけで子どもを傷つけるなら、心配性でいいと考えています。

 

できない子は、それだけで悩んでいます。

先生方には、あらゆる可能性を考えて冷静に行動してほしいと思います。

先生を目指している人は、子どもは一人ひとり違うので、絶対に決めつけた行動はしないよう心がけてほしいと思います。

 

後半自分の話ばかりになり申し訳ありません。

この記事を読んでくれた人に、子供の病気や取り巻く環境に少しでも理解や興味を持ってくれることを願っています。

 

読んでくれてありがとうございました!

以上です!

 

PS

最近読んだ「放課後カルテ」という小学校の校医の日常を書いた漫画が、面白かったので、紹介しておきます(≡^∇^≡)

子どもと病気に関して、少しでも興味を持つきっかけになるかと思います!

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