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言うことを聞かない子への対応 ②エピソード

2018/06/09
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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言うことを聞かない子への対応 ②エピソード

言うことを聞いてくれない子

必死に子どもに言い聞かせても、言うことを聞いてくれない子がいます。

言うことを聞かない子への対応 ①言葉がけ

①言葉がけでは、子どもに伝わりやすい言葉がけのポイントを紹介しました。

 

しかし、言葉は伝わっているはずなのに、行動には移してくれない子がいます。

 

  • プールサイドを走る
  • カッターナイフの前に手を置く
  • 塩酸を扱っているのによそ見をする

 

これは、「知っている」が「理解をしてない」と言うことです。

 

大人は事故が起きたらどんなことになるか経験で知っています。

しかし、わかっていてもやってしまう子は、経験が不足しているので、

「もし事故が起きたら・・・」

と言う仮定を想像する力が未熟です。

 

「失敗して学べばよい」

と言う考えもありますが、全て失敗して学ぶのはリスクが高いと言えます。

できることなら事前の注意で危険を避ける子になってほしいものです。

 

どうしたら良いのでしょうか?

 

エピソードで伝える

まずどう注意すれば子どもに伝わるか?

を考えます。

 

その時に有効なのがエピソードで伝えると言う方法です。

 

「言葉で話しかけてるのだから説明と同じでは?」と思うかもしれませんが、

「誰が?何を?どう考え?どうした?」

と言うエピソードを聞くと、人は自然と主人公に同化イメージして疑似体験することが知られています。

 

つまり、

お話で失敗談を伝えると、子どもの心により残りやすくなる

と言うことです。

 

ポイント

エピソードのポイントは

◆主人公をしっかり決める

→体験した人なのか?目撃した人なのか?

 

◆どうすればよいか手段を入れる

→「〜すれば失敗しない」と言う方法を示さないと、ただ不安を与える物語になってしまいます。

 

 

実践例:プールの授業の前に話すエピソード

「先生が小学生の頃もプールの授業がありました。

先生が子供の頃も『プールサイドを走るのは禁止』というルールがありました。

でも、1回目のプールはやっぱり楽しくなっちゃいます。

シャワーを浴びると冷たくて『きゃー!』って叫んでました。

すると、何を考えたか先生は『つめてー!』と叫んで走り出してしまいました。

夏だけどまだ6月でしたからね。タオルで拭きたかったんです。

プールの角のとこを走って曲がったとき、転んで『ゴン!』と頭を打ちました。

先生が駆け寄って来て話しかけられましたが、よく覚えてません。

なんとか立たせてくれましたが、手が真っ赤でした。顔の右側が頭から垂れた血で真っ赤だったんです。

私は、急いで保健室に連れて行かれました。

そして、救急車で病院に運ばれ入院することになりました。

手術中は寝ていたので覚えていませんが、先生の頭は深く切れていたので、大きなホチキスをもったお医者さんが先生の頭をバチンバチンと止めてくれたそうです。

 

次の日は学校を休んで、2日後に学校に行きました。

先生の頭には包帯とそれを抑える白いネットがついていました。

命は無事でした。

しかし、夏休みが終わるまで、プールの授業は全部見学になって悲しい思いをしました。

・・・ということがありました。

みなさん、プールは命に関わる授業です。

毎年プールの授業で死亡者も出ています。

昨年は4名なくなったそうです。

みんなプールは走らず、先生の指示をよく聞いてくださいね(^ ^)」

 

例えばこんな語りをしたら、走ることも危ないこともせず授業を受けてくれます。

 

エピソードで語る以上長くなりますが、子供たちは静かに真剣に聞いてくれます。

これは、子どもが脳内でエピソードの中の先生に同化して疑似体験をしているからです。

これは失敗体験として記憶され、多くの子は言うことを聞いてくれます。

 

終わりに

このようなエピソードの語りはどの学校にも上手な人がいますので、同僚の先生と共有しても良いかと思います。

また、子供に伝わればよいので自分で作ってもよいです。

私は自分のエピソードを目の前の子どもに合わせてアレンジして語ることが多いです。結構楽しいです(笑)

参考になれば幸いです(^ ^)

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