学級閉鎖する時の対応

学級閉鎖する時の対応
恐るもの
この時期、学校の先生が恐れるものは、
「学級閉鎖」
です。
インフルエンザなどが流行るこの時期は、一人感染すると一気に広がるので厄介です。
小学生は免疫力もまだまだ弱いので、なおさらです。
ちなみに、私の学級、学年は学級閉鎖の危機に直面しています。
なので、本日色々「学級閉鎖」に備えて準備をしたので、そのことについて書いてみます。
学級閉鎖準備
人数確認
まず、感染している子どもの人数確認です。
一般的に、クラスの2割以上が感染したら学級閉鎖を考えます。
(30人のクラスなら6人以上)
また原因が不明でも、38〜9度の高熱などであれば、感染の危険ありと判断することもあります。(最終的な判断は管理職が行います。)
感染拡大防止対応
また、感染拡大を防ぐため、
- 手洗い、うがいの徹底
- せき、くしゃみは手のひらではなく、腕など感染しにくい場所にする
- 定期的に窓を開けて換気する
- 給食は班で食べることはせず、みんな前を向いて食べる
- 少しでも体調の悪い人は、早めに帰宅させる
- 教師と子ども全員にマスクをさせる
- 保護者、地域の方へお知らせのメール配信
などの対応をします。
関連行事中止
その後、
- クラス合同の授業
- 朝会
- 集会
- 避難訓練
- 異学年交流
など感染が広がる可能性のあることも中止します。
お知らせ
さて、ここまでしても残念ながら学級閉鎖は避けられない場合は、追加で
- 学級閉鎖のお知らせ
- 閉鎖期間中の課題プリント
子どもへの注意
また子どもには、
閉鎖期間中は外出しないこと
習い事や学童などもなるべく避けること
を伝えます。
「決して学校を休めてラッキー」とはしません。
また、閉鎖が金曜日に重なる場合は
「上履き」「給食白衣」「体育着」などを持ち帰らせます。
終わりに
以上。こんな準備、打ち合わせを行いました。
学校は病院と並んで感染が拡大しやすい場所です。
また、休みの子が多いと、無理に授業を進めても後からフォローをする子が多くなり大変です。
ある程度は仕方ないと割り切り、感染が広がらないよう対処しましょう。
まだまだ寒い季節は続きますが、子どものためにも、まず先生自身が体調管理を徹底していきましょう!
以上です!