【国語実践】4年生国語「春のうた」

板書計画
(以下板書例です。荒いものですが、ご了承ください。)
①音読
- 追い読み
- 交代読み
- 間違い読み
- たけのこ読み
など楽しく音読をしていきます。
特に4月の音読指導は重要ですので丁寧に説明しながら行います。
②詩写
詩写は、詩を理解する上でも国語の力をつける上でも重要です。
先生が1行書いて、子供も1行書く
(その間に机間巡視→黒板の字を写すのが遅い子への対応と同じ感じです。)
書きながら
「『連』について」
「1マス空いている部分をどう読むのか?」
「57調」
など習ったことを既習事項を復習。
③発問「『くも』とはなんですか?」
子どもから、
- 雲
- 蜘蛛
の2種類出てきます。
ここで「どちらだと思いますか?」と聞き、立場を決めます。
そして、なぜ、そう思うのかをノートに書かせます。
先生は黒板に
「〜です。(『空にある雲』か『虫の蜘蛛』)
なぜなら、『〜』と書いてあるので〜だからです。」
と言う「主張ー根拠」の書き方の話型を示します。
『〜』は本文の言葉を書くこと、これを「引用」と言いことを復習します。
そしてお互いに意見を出し、反論も発表させます。
この時に、発表のルールを教えます。
- 「〜さんの意見と同じで」
- 「〜さんとは少し違うんですが」
- 「〜さんとはちょっと似ていて」
など相手の意見を受けて自分の意見を言う、指導をします。
なお、話し合いの決着はなくても良いかと思いますが、元々の草野心平の本では「蜘蛛」の可能性が高いそうです。
冬眠から覚めた蛙が最初に考えるのは空を見ることでしょうか・・・
④音読(2回目)
「くも」が何かをイメージして、もう一度今度は一人ずつ読みます。
内容を理解した上で、再度音読をすると読み方が変わる子もいるかもしれません。
変わった子は、関心意欲、読む力、話す聞くの評価に反映しても良いと思います。
⑤挿絵を描く
ノートに詩写した詩に挿絵を書きます。
挿絵によって、読んだことをどう読解したのかイメージがわかります。
文章で表現をするのが苦手でも、絵であれば読解したことを表現できる子もいます。
終わりに
以上です。
4月の最初なので復習も入れつつ、進めれば良いかと思います。
何かと忙しい時期なので、1〜5のどれかに絞るのも有効です。
これからの授業の方針を示すので、子どもに指導を入れていくことを優先しましょう(^ ^)
以上です!参考になれば幸いです。
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