国語授業でのおすすめ:並行読書

読書量
国語では基本的に教科書の教材を使います。
しかし1年間の教科書の文章量は、実は新聞1日分しかないといわれています。
「1年かけて、新聞1日分しか文字に触れないなら、学力は伸びるはずがない」と主張される人もいます。
子どもの学力は読書量に比例している、というのは有名な話です(^ ^)
◆並行読書
そこで、扱っている教科書教材に関連した本を読む、並行読書がオススメです。
例えば、
説明文であれば、
- 同じテーマの科学読み物(科学について書かれた、主に子ども向けの読み物)
- 物語と同じ作者の本
などです。
あるいは、季節の行事に合わせた本を読むこともあります。
(お正月、節分、ひな祭り、ハロウィン、クリスマスなど)
日常の生活を意識して本を読んでみると面白いです。
- 読書の時間を設定する
- 図書係の子どもに借りてきもらう
など、平行読書を意識して本に触れる機会を増やすことは、とてもいい学習活動になり、本を読む習慣作りにも有効です。
◆例えば
2年生「お手紙」で有名なアーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくんシリーズ」は、図書室に必ずあるので並行読書にはぴったりです。
他のお話を読むと、がまくんとかえるくんの意外なエピソードを知れるので子どもも夢中になります(^ ^)
他にも4年生「白いぼうし」が載っている「車のいろは空のいろシリーズ」はおすすめです。
教科書では、松井さんの優しい人柄が見られます。
しかし、別のお話では松井さんの意外と怖いところも見つけられるかもしれません(^ ^)
終わりに
子どもたちも同じテーマの本を読んでいるので、自然と友達同士で、本の感想を言い合ったり、本の紹介をしたり、と交流が生まれます。
読書は国語の学習を楽しくする最高の活動です(^ ^)
一つの例ですが参考になれば幸いです!
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