教員採用試験 〜筆記試験〜

教員採用試験 〜筆記試験〜
教員採用試験
「教員採用試験合格」
正規の教師は必ずこの道を通ります。
一度合格すると、基本的には二度と受けることがないので、時が経つと忘れていきます。
最近、大学の後輩とあって
「教員採用試験受けるので、いろいろ教えてください!」
とお願いされたので、少し考えてみました。
◆筆記試験
小学校全科、教職教養、一般教養があります。
この3つに関しては、覚えて頑張ってください、としか言えません(笑)
自治体にもよりますが、小学校全科と一般教養は、中学校までの知識が定着していれば、苦戦することはないと思います。
ただ、一般教養の中にも、
「絶対にわからない!」かつ現場でも「ほぼ使わない!」
と断言できるレベルの問題が1〜2問ぐらいは毎年入っています。
これは、わかったらラッキーであり、ほとんど間違えるので気にしなくてよいです!
大事なことは、「基本的な問題をいかに落とさないか」だと思います。
逆に教員になって重要だと感じることは、学習指導要領に関する問題です。
私自身もそうでしたが、学習指導要領の問題は受験中は軽視してしまう傾向があります。
実際、教師になった1年目もほとんど意識しませんでした。
(1年目は、何もわからないので、とにかく「日々の授業」と「子どもとの関係構築」しか考えませんでした)
しかし、授業レベルを上げようと考え、真剣に勉強し始めると、学習指導要領の重要性に気づきます。
子どもの発達段階にあわせて、スモールステップでこれでもかと丁寧に学習の指針が示されているので、試験でこの分野が取れると、後々の教師生活でも役に立つと感じます。
あとは、意識しない先生は多いですが、教育心理学の問題は、現場で活用しようと思えば、結構活用できる学習です。
- マズローの5段階欲求
- ピアジェの発達段階説
- スキャモンの発育曲線
など、子どもの発達段階の基礎の理論は、学習指導要領や教科書の作成にも影響を与えています。
知らなくても問題はないですが、子ども対応で応用して使えるケースが多いので、私はちゃんと覚えておけばよかった、と思っています。
終わりに
筆記試験の内容は、教師の基礎的な知識を網羅していますので、積極的に覚えていくと良いと思います。
教師になって働いて再度テキストを見ると、役立つことがかなりあります。
ぜひ頑張りましょう(^ ^)