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いじめの予防

2018/10/29
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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いじめを予防するにはどう対策すればいい?

いじめの現場

2017年10月に文部科学省から「いじめの認知件数が過去最高32万件」という発表がありました。

ニュースで見た方も多いと思います。

(参照:https://resemom.jp/article/2017/10/27/41054.html

 

「いじめ」が社会問題になって何十年も経っています。

学校では、様々な対策をしています。

にもかかわらず、いじめの認知件数は過去最高に達しました。

 

調査方法にも問題があったと言われますが、状況が変わっている実感はありません。

しかし、「いじめ」は学校だけの問題ではなく、人の一生に関わる問題です。

 

ただの一人の教員だから、と諦めるのではなく、常に考え、協力し、最新の知識を取り入れていく必要があります。

そして、改めて現場の目線を下に、「いじめ」のないクラス、平和な学校の作り方を考えていきます。

 

 

いじめの原因は何か?


 

「いじめ」対策について考える前に、そもそも「いじめ」の原因を考える必要があります。

私は、原因として

  • 人間関係に流動性がない
  • 団結主義

が大きいと考えています。

 

 

◆「人間関係に流動性がない

元東京都教育委員会に勤務していた、乙武洋匡さんは、

「嫌いな人でも1日なら耐えられる。でも1年一緒にいれば、いじめ的な行動を抑えることができなくなる」

という発言をしたことがあります。

これは、非常に正しい見方だと思います。

 

クラスには様々な子がいて、気の合う子もいれば、合わない子もいます。

その環境で、1年間という長い時間を過ごせば、どこかに歪みが出てくるのは当然だと思います。

 

これは逆に、

集団の影響が小さくなる大学のクラスでは、小〜高校のクラスのような「いじめ」が減る

ことからもわかると思います。

 

このように、「人間関係に流動性がない」ことは「いじめ」が起きる大きな原因です。

 

 

◆「団結主義」

学校は、大勢の人が生活するのでルールが必要になります。

そして、クラスでも子供たちが安全に過ごすためのルールが作られます。

 

この状況と合わせて考えたいことは、「人は、和を乱す人を排除する性質がある」ということです。

 

例えば、

  • みんなが静かに先生の話を聞いている時に、1人だけ騒ぐ。
  • イベントで盛り上がっているのに、1人だけ参加しない。

 

集団を維持することが目的になり、参加しない人、あるいは目立つ人に不信感をもつという性質です。

例えば

「いじめの加害者」も被害者がいなくなれば、逆に目立つ子になって、「いじめの被害者」になる

と言うことはよくあります。

 

また、この「団結主義」の元では、

「できない」「悪」

の関係が成り立ちやすくなります。

 

話を聞けない子は、先生に注意されます。

すると周りから「あの子はダメな子だ」とレッテルを貼られてしまうのです。

 

しかし、子供は大人と違い、

  • 「動かないで話を聞く」
  • 「静かに授業を受ける」
  • 「楽しくない場所に居続ける」

発達の途中なのでできないことは多々あります。

 

特に、発達障害を始めとする困難を抱えている子にも、できないことはたくさんあります。

これも「いじめ」に繋がることが多いです。

 

 

終わりに

紹介した、

・人間関係に流動性がない

・団結主義

 

この2つの原因は今まで散々言われていることです。

しかし、現状「いじめ」が減っていない、という事実を考えると、教師が「いじめを生みやすい環境」に対処できていないということになります。

なので、この2つの「いじめ」の原因に焦点を絞って、私が実践してみた「いじめ」対策を次の記事で紹介したいと思います。

 

いじめ対策① 〜子ども対応〜

 

(参考)

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