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いじめ対策② クラスのシステム

2018/04/17
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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「いじめ」対策その②「クラスのシステム」

「いじめ」を防ぐためには、子どもをよく見ることが大事です。

しかし、実際は先生が見ていない場所で起こる「いじめ」は多いです。

 

なので、

  • 「いじめ」をしない集団にする
  • 子どもの様子を常に把握する

という2つの面で、システムをつくることが大事です。

 

そして、前回も書きましたが、

◯人間関係に流動性をもたせる

◯団結主義一辺ではなく、個性尊重の場面をもたせる

という2つのポイントを軸にしています。

紹介するのは以下の5つです。

  1. 席替え
  2. 係活動、当番
  3. イベント
  4. 日記、アンケート
  5. 子どもとの面談

(1〜3は、「いじめ」のない集団にするシステム、4〜5は、子どもの様子を把握するシステムです)

 

 

クラスのシステム

1、席替え

「いじめ」対策で、席替えの役割は大きいです。

 

基本は「誰が隣でも仲良く過ごす」ですが、子どもの相性によっては「いじめ」の可能性は上がります。

 

反対に、あまりに仲の良い子が隣同士でも、2人で行動したり、おしゃべりが生まれたりして、周囲に影響を与えます。

 

その他にも、先生の支援が必要な場合や、身長・視力など考慮することが多いので、私の席替えは、

「先生が決める」

でした。

(具体的なやり方はこちら)

ユニバーサルデザインを意識した座席の決め方

 

そして席替えの頻度は、2人ずつ日直で一周したら席替えです。

(30人なら15日で席替えです。)

1年間で13〜14回席替えになります。

 

 

この理由は、人間関係の流動性を上げるためです。

期間が短いので、グループ活動を多く設定し仲間意識を育てます。

 

これを1年間、繰り返すと、どんなメンバーでも、すぐに協力して活動できるクラスになります。

 

また、どうしても合わない子と一緒の場合でも、期間が明確なので我慢する力も覚えます。

私の場合は、席替えの頻度が多いですが、以前は毎日席替えをする先生もいらっしゃいました。

(この席替えの理論は、その先生に学びました。)

 

期間限定だと「協力」する意識が生まれやすくなります。

反対に、いつまで同じかわからないと、トラブルも生まれやすくなります。

 

「我慢を覚えるのが学校」という主張もありますが、私は、

「課題に対して協力することを学ぶのが学校」

だと考えているので、過度な我慢を教える必要はないと考えています。

 

2、 係活動、当番

私は一般的な係・当番活動を行っていますが、「いじめ」対策として

「好きな時に設立&解散することができる」

という点を重視しています。

(個人的な印象ですが、学期の間は固定という先生が多いと思います。)

 

係を決めても、

  • 思ったより上手くいかない
  • メンバーと合わない

となると、活動は停滞しますし、アイデアが出ても活動に縛りが生まれます。

 

なので、決めた後も、

  • 常に新しいメンバーと係・当番を設立可能
  • 活動が止まったら解散

というシステムにします。

 

これで1年間で多様なメンバーで活動する経験が積めます。

またメンバーが変わると高い意欲で活動をします。

 

これも、

人間関係の流動生を上げる

また、意欲があれば新しい係をすぐ設立できるので、

個性尊重の場面を作る

ことができます。

(参照:係活動

 

3、イベント

 

  • お楽しみ会のリーダー
  • 代表委員会のクラス代表
  • 遠足の実行委員
  • 運動会の応援団

 

学校にはたくさんのイベントがあり、その都度リーダーを作ります。

そしてリーダーは、必ずやりたい人の中から「じゃんけん」で決めます。

 

もし推薦や選挙方式であれば、一部の「できる子」しか活躍できません。

そして「できる子」を中心に、カースト(階層)ができてしまいます。

 

「やる気があればリーダーになれる!成長できる!」

という、実力よりも意欲を重視する雰囲気を作ることは、「いじめ」のないクラス作りに重要です。

 

4、日記、アンケート

最近は減りましたが、宿題日記はいじめ対策として有効です。

(日記のお題は、必ず「学校に関すること」にします。)

 

すると、直接先生に相談できなくとも、日記を通して「悩み事」や「いじめ」に関する情報を教えてくれます。

 

人間関係も把握しやすいので、クラス作りにも有効です。

このような、目安箱的な係を意図的に作るという方法も良いとおもいます。

 

あとは、「いじめアンケート」は多くの学校で実施されているとは思いますが、もしなければ自分のクラスで定期的に実施すると良いと思います。

 

5、子どもとの面談

定期的に面談の機会を設けるのも有効です。

 

1人ずつ子どもと話をすることで普段言えないことも話してくれます。

 

「いじめ」に限らず、子どもの様子を把握するのに効果的な方法です。

(普段の会話とは違う、という雰囲気が子どもに伝わります。)

 

頻度は子どもの実態や学校によっても変わりますが、私は学期に1回行います。

 

 

終わりに

先生が見えるのは、子どもの生活の一部です。

  • 先生には言いたくない
  • みんなの前では言いたくない

という一面は必ずあります。

 

だからこそシステムで対応することは重要です。

紹介した内容は、基礎的なものから、「こんなの意味あるの?」と感じるものもあると思います。

ぜひ、「もっとこうした方がいい!」というご意見や、「他にもこんな方法がある!」というアイデアがあれば教えていただけると嬉しいです!

次回は、③学校の取り組みを紹介します。

 

 

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