【授業案】2年国語「夏がいっぱい」 〜国語力を高める詩の授業〜

詩の授業を面白く
詩は、短い中に多くの国語のエッセンスが詰まっています。
読んで流すだけでなくメインで扱ってほしい教材です。
春夏秋冬でそれぞれ季節の詩が教科書に掲載されています。
大事に楽しんで扱いたい教材です(^ ^)
授業案
①詩写
詩を先生と一緒にノートに写していきます。
文章をそのまま写すのは、読解力や書く力の向上に役立ちますので重要な活動です。
②音読
先生の後に続いて読む「追い読み」で読んでいきます。
先生のお手本を真似する、という形をとることで、全員が躓くことなく読めるようになります。
その後は、交代読み、間違い読み、タケノコ読みなど色々な読み方で楽しく読んでいきます。
③読解
先生「この詩を見て気づいたことはありますか?」
子ども「最後が全部『み』で終わります!」
「4文字、4文字、2文字です!」
「最初は夏の話だけど、後ろは関係なくなります!」
その他、ゆさぶり発問例
先生「『みんみん なくのは あみ』でもいいですよね」
子「ダメです!上の4文字4文字と関係のあるものじゃなきゃ!」
詩写した本文に気づいたことを書き込んでいきます。
④創作
先生「『〇ま』となる言葉をノートに書きましょう。」(2分)
全体発表
→うま・くま・やま・しま・まま・いま・なま・かま(など)
グループ活動
先生「班で『4文字 4文字 〇ま』で、文を考えましょう。」
(個人で一からすべて考えるのは、難しいので班で考える。)
できたら、班長が前に来て黒板に書く。
最後は、できた詩を全員で音読して終了。
終わりに
詩は短い分だけ情報量も多いです。
だからこそ、
- 詩写=聞く、書く
- 音読=話す
- 読解=読む
- 創作=話し合い、書く、言語力
など1時間の中で国語力を高める活動をたくさん入れることができます。
ぜひ、詩の授業を楽しんでほしいと思います(^ ^)
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