字が汚い子に有効な6つの声かけ 〜字の特徴を意識させる方法〜

目次
字が汚いと・・・
私は子どもの頃から「字をキレイに書きなさい」とよく言われました。
なぜなら、字が汚かったからです。
しかし、当時は「キレイに書く」とは、何をすれば良いのかわからず字が汚いままでした。
みなさんは、字が汚い子にどう指導しますか?(^ ^)
6つの声かけ
私は、字の指導は、未だに苦手ですが、自分の体験から
「キレイに書きなさい」と言うのは意味がない、と思っているので、他の言い方で指導してます。
1、縦画と横画をまっすぐ書きなさい
子どもの字を見ると、単純に「まっすぐの線」か書けてない子が多いです。
漢字には、直線が多いので、縦画と横画を意識すると、整う子は多いです。
2、同じ大きさで書きなさい
字の大きさがバラバラだと、個々の字が上手でも、汚い文になります。
「同じ大きさ」と言って、サイズを揃える意識をするだけで、キレイになります。
3、上は小さく、下は大きく
字が苦手な子は、マスの中に書くときに、マスのサイズを考えずに大きく書いてしまう子がいます。
字は上から下に書くのが一般的なので、結果上の方が大きくなることが多いです。結果、下の字は、それに従って小さくなるので、バランスが悪くなります。
そこで「上は小さく、下は大きく」と意識させれば、バランスが良くなります。
4、左は小さく、右は大きく
3と同様に、字は左側から書くことが多いですが、最初にサイズを考えずに書いて左側が大きくなることがあります。
なので、左側は小さめに書いて、右側は大きめに書く意識で書くと、バランスがよくなる傾向があります。
5、濃く書きなさい
ゆっくり書けば綺麗な字になる子は多いですが、「ゆっくり書いて!」と言っても、子どもはどうしていいのかわかりません。
「濃く書きなさい」と指示をすると、子どもは濃く書こうと力を入れるので自然にゆっくりになります。
すると、考えながら書く分キレイに書けます。
また筆圧を強く書くと、指先の神経を伝って記憶にも残りやすくなります。
6、字は最後まで閉じます
縦画と横画が離れたり、線と線の間が空いていると、中途半端で汚く見えます。
最後まで、線をつけて閉じることを教えると綺麗な字になります。
終わりに
字の指導に悩んでいる先生は、多いと思います。
「上手くなるまで書き直させる!」という先生もいますが、作文などではさすがにできないと思います。
(やったら、多分子どもは書くことが嫌いになると思います(^^;;)
みなさまも、有効だった指導があれば教えてください!
ぜひ、お願いします(^ ^)以上です!
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