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自尊感情が低い子への対応:条件付き自尊感情

2018/05/15
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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自尊感情が低い子への対応:条件付き自尊感情

自尊感情とは?

 

教育では子供の自尊感情を高めることが重要だとよく言われます。

自尊感情とは、

「他者と比較し、優越感や劣等感をもつのではなく、自分で自分の価値を評価する程度。」

 

あるいは、

「自分が周囲の人々にとって、有用で価値ある存在であるという主観的感情。」

と言われます。

 

この自尊感情が低ければ、自己否定や自己の軽蔑にもつながっていきます。

 

一方、自尊感情が適度に高い人は、

「なんであろうと、私には価値がある!」

と無条件で自分の価値を信じることができるようになります。

当然、ストレスにも強く、うつにもなりにくいです。

 

どうやったらもてるの?

 

しかし、実際はこの高い自尊感情をもてる人はなかなかいません。

まして、なんでも横並びに行うことの多い学校教育では、周りと比較される場面が多く、子どもの自尊感情を高めることは難しい面があります。

 

私も毎回悩みますが、自尊感情を高める一つの方法として、

「条件付き自尊感情」

というものがあります。

 

これは、無条件で自分に価値を見出すのではなく、

「〜だから自分は素晴らしい!」

と、何かの条件を理由として、自分に価値を感じる感情のことです。

 

例えば、

「あの高校に入れた自分はすごい人間だ!」

「有名な〜教授のゼミに入れたから私は成功している!」

のような感じです。

 

これは、真の自尊感情とは言えませんが、「自分の価値」を感じているので、自尊感情が高まります。

 

これを学校現場で考えると、

 

  • 友達がたくさんいる
  • テストで100点が取れる
  • リレーの選手になる
  • 先生がいつも褒めてくれる

 

このような自尊感情を高める条件は、たくさん用意することができます。

 

どうすれば良い?

では、単にテストで100点を取らせたり、なんでも褒め続ければいいのか?というと少し違います。

 

この時「100点」や「リレーの選手」という結果」で自尊感情を得てしまうと、それができなくなった時に自尊感情は失われます。

 

大事なのは、結果ではなく、

  • 「100点を取るために勉強した」
  • 「リレーの選手になるために練習した」

という努力や行動を、褒めて認めることです。

 

努力や行動が自尊感情につながることで、長期的に自尊感情をもつことができるのです。

 

それが、最終的に真の自尊感情につながっていく、という流れを意識すると、教師側は行動しやすいかと思います。

 

終わりに

最近は、クラス内の子どもの状況をより詳しく把握するために、Q-Uなどの手段を使う自治体も増えてきました。

(Q-Uとは?

http://www.toshobunka.co.jp/books/feature.php?eid=7

 

これによって、子供の状態をデータで把握できるので、よりクラスの実態を捕らえやすくなっていると思います。

 

その中で、自尊感情が低い子の存在が明らかになることもあるので、その子に対して「条件付き自尊感情」を高める方法を考えることが、有効な対策になると思います。

 

実際は、子どもの実態やクラス環境、先生のキャラなどでやることは変わっていきますが、改善するための視点をもつことが重要だと思います。

一つの例ですが参考になれば幸いです(^ ^)

 

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