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【国語実践】漢字を覚えるのが苦手な子へのおすすめ支援

2019/08/07
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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漢字の勉強

漢字は義務教育の間に、

  • 小学校1026字
  • 中学校1110字

の2136字を扱います。(これが常用漢字になります。)

授業や宿題で毎日のように書いて覚えるを繰り返しますが、発達に困難な子の中には漢字を覚えることが苦手な子がいます。

 

 

漢字を覚えるのが苦手な子

 

  • 手先が不器用で、うまく字を書けない
  • 形を認識するのが苦手で覚えられない
  • 音を聞き取るのが苦手で読み方がわからない

 

上記などの不得意があるために漢字を覚えるのが苦手な子がいます。また、どんな子にもこのような得意な部分と不得意な部分があると思います。

しかし、日本においては漢字を覚えなければ不便な場面が多いです。そのため義務教育を通して漢字の指導法は長年研究されている分野です。

 

過去には、「漢字の量を少なくして別な力の育成に時間を使った方がいい!」と主張した言語学者もいましたが、いろいろな論争の末に現在の約2,000字を扱うことに落ち着いています。

 

では実際にどんな漢字学習の支援があるのでしょうか?

 

◆書字が苦手な子への支援 〜「十の画べえ」〜

 

漢字は書いて覚えるのが基本です。

しかし中には、不器用さや認知機能の困難で「書く」ことが苦手な子がいます。

 

そのような書字に困難のある子には、「十の画べえ」という教材があります。

 

これは、「漢字は10種類の漢字のパーツでほぼ書くことができる」という特性を使った教材です。

「てん・くのじ・つりばり・あひる・かくかぎ・てかぎ・ななめせん・ななめかぎ・よこせん・たてせん」

の10種類のパーツを組み合わせて、実際に漢字を作ります。

 

 

うまく書けないことで書き取りが嫌いな子も、パーツを組み合わせるだけであれば、抵抗なく漢字に親しみ覚えることができます。

また作っていく中で、異なる漢字も同じパーツで作られていることがわかるので、共通点を見つけながら理解していきます(^ ^)

 

 

◆書くだけのプリントでは厳しい子への支援 〜スマイルキッズ「プレ漢字プリント」〜

 

NPO法人スマイル・プラネットさんのHPには、特別な支援が必要な子どもを対象とした漢字の学習プリントが無料で公開されています。(→http://smileplanet.net/specialty/prekanji/)

 

東京学芸大学小池敏英教授の監修のもと作られており、ただ書き取るのではなく記憶や認知特性に配慮した工夫が取り入れられています。

 

また、子どもの不得意なパターンに合わせて6種類の漢字プリントもあります。

(→https://smileplanet.net/specialty/smilekanji/)

 

 

  • ひらがな単語が苦手
  • 漢字の入った単語の読みが苦手
  • 見て覚えるより、聞いて覚える方得意
  • 聞いて覚えるより、見て覚える方が得意
  • 繰り返し書いて覚えるのが苦手
  • 学習した漢字がなかなか定着しない

 

プリントのみですが無料のHPとしては過去にないレベルのバリエーションで紹介されています。

漢字の勉強が苦手な子には、とても有効な支援になります(^ ^)

 

◆見ても読んでも覚えにくい子への支援  〜なぞり書きアプリ〜

アプリを使った学習は最近の流行りですが、ノートと鉛筆を使った学習よりも刺激が弱いため、定着率という面で効果的なのか未だ明確でない面があります。

 

その点、漢字学習においてアプリを使った学習は良い面があります。

それは、指を使った「なぞり書き」で覚えることができるからです。

 

人間は「見る」「聞く」以外にも、「触る」「体を動かす」という形でも記憶を形成します。

例えば、暗記が苦手な子に書き取りだけでなく、漢字の拡大図を指で何度もなぞらせると、より定着率は向上します。

 

タッチパネルで入力する漢字アプリは、

指でなぞる = 視覚 + 触覚 + 体を動かす

という3つの感覚を通して学習するので、通常のノートに書き取る覚え方では効果が低い子でも定着率が向上すると考えられます。

 

しかも、アプリはゲームのような楽しい雰囲気で、BGMなどもついています。

学習に抵抗のある子どもも取り組みやすいと言えるのではないでしょうか。

 

 

漢字練習のアプリは現在たくさんありますが、その中では

「小学生手書き漢字ドリル1006」「中学生漢字」

をおすすめしています。

 

 

1〜6年生までの漢字を扱っている。

 

 

なぞり書きで覚えられる。

 

 

画数が違うと教えてくれる。

 

 

採点の「甘さ」を調節してくれる。

 

など、丁寧にチェックしながら覚えていける特徴を備えていると思います

 

終わりに

漢字は語彙力に直結しており、学力の基礎にもなっています。

ここでつまづいてしまうと、他の教科や日常生活でも困り感が出てきてしまう可能性が上がるので、より重視して支援していく必要があります。

 

今回は、私がよく使う支援法を紹介しました。

これ以外にもお試し中の方法がいくつかあるので、今後効果がありそうでしたらまた紹介したいと思います(^ ^)

 

以上、参考になれば幸いです!

 

 

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※第2版が販売開始しました(^ ^)

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