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毅然とした態度ってどうすればいいの?

2018/06/03
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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毅然とした態度ってどうすればいいの?

行事で忙しいと・・・

 

春秋の運動会、遠足、宿泊体験学習、避難訓練、球技大会・・・

行事ごとに子どもは団結し、大変なことでも協力して乗り越え成長していきます。

 

その分、先生は多くの指導場面が出てきます。

ただでさえ、目の前のことに一直線、かつテンションが高い子どもたちです。

正しく安全に指導しなければ、怪我や事故にも繋がります。

 

そんなときは毅然とした態度で指導することが必要と言われます。

 

毅然とした態度

 

「毅然とした態度」とはなんでしょうか?

この言葉の意味がわからず、昔は混乱していました。

 

言い換えれば、「困難なことを前にしても動じず振る舞う」といったイメージでしょうか?

子どもが動き回ったり、予想外の行動に「動じないで振る舞う」という意味では正しいかと思います。

 

 

◆子どもに動じず指示して動かす力

さらに私がして思うことは、「子どもに動じず、指示して動かす力」だと思っています。

 

子どもの自主性は大事です。

同様に子どもに指示をして動かせる力も大事です。

 

プール、校外学習、理科の実験、給食など、安全面で子供に守らせなければいけない場面は多々あります。

「先生の指示で子どもが動く」という前提があり、その上で子どもに自主的な活動を任せることができます。

 

 

具体的な方法

毅然とした態度=子どもに動じず指示して動かす力とは、実際どうするのか?

これは「指示をしたら、必ず実行する」という先生の姿勢を示すことが重要だと思います。

 

◆事例1  教室移動

 

例えば、授業で教室を移動するときは、喋らず移動します。

他のクラスは授業をしているので、迷惑をかけてはいけません。

しかし、指示にもかかわらず、喋ったらどうするのか?

 

  • その場で注意するのか?
  • その子だけ取り出して注意する?

 

このような指導が多いと思います。

しかし、何十人もいれば、先生がそばにでもいない限り、しゃべってしまうものです。(大人もよくありますよね)

たまたま、見つかった子が叱られる。

でも見過ごされている子もいるので、先生に見つからなければ大丈夫という感覚になります。

 

結局、静かに移動することは難しく、もぐらたたきのように、話す子を見つけては叱る、怒るの繰り返しになります。

 

 

私の場合は、

「喋らないで移動します。喋ったら全員教室に戻って最初からです。」

と指示します。

 

喋ったら自分だけでなく、クラス全員が巻き込まれます。

そして、喋ったら怒らず、叱らず教室に戻ります。

 

先生は言ったことを守るだけです。

 

図工や音楽、図書など楽しい授業の時間がなくなっていき、さらに周囲の友達の目も厳しくなります。

できなければ何度でも戻ります。

 

そうすることで、子どもは「先生は言ったことを守る人」と覚えます。

 

 

◆実例2 掃除

 

「掃除をサボった人は、黒板の前に立っている」

という指示もあります。

 

子どもによっては、わがままを言って規律やルールは守らなくていい、と覚えている子がいます。

何か原因があるのであれば別ですが、大抵は見過ごされてきた子たちです。

 

まず、掃除の前に

「サボった子は、何もせず、黒板の前に立っていてもらいます。」

と言います。

 

当然今までサボるのが普通だったのでやりません。

そんなとき、「じゃあ、黒板の前に立ちます。」と言って、一緒に立っています。

ここで叱ったり、怒ったりすることはしません。

 

ただ立っているだけです。

しかし、立っていると他の子はふつうに掃除を続けます。

ときおり、友達に見られたりします。

 

しゃべることもできません。

その環境にいると「やっぱりやります。」と言い始めます。

先生に怒られることは別にいい、しかし友達とは違う場に存在することは抵抗が生まれます。

 

やり始めたら、掃除を始めたことを褒めてあげればいいですし、一回経験したことで、すごい真面目に、、、とはいかなくても、指示には従うようになります。

その都度、見逃さないで褒めたり、やり方を指導したりして、成功体験を積み重ねていきます。そうして、掃除の習慣を身につけていきます。

 

終わりに

 

毅然とした態度=子どもに動じず指示して動かす力→先生が言ったことを守る

を意識して指示をすると、子どもも「先生の指示には従うもの」という規律ができます。

 

もちろん、こればかりだと「指示されたことしかしない子ども」になります。

なので私は、

  • 規律や生活習慣を身につけるとき
  • 危険なことを避けるとき

だけ行います。

 

そして「先生の指示が通る」状態になると、徐々に子どもに活動を任せることができるようになります。

子どもも「みんなルールを守れる」「先生がいる」という安心感のもと、自分で考えで動くことができます。

 

もし、先生の指示を聞かない子しかいなければ、トラブル続出で一部の発言権の強い子が仕切ってしまう無法地帯になってしまいます。学級崩壊です。

 

子どもを自分で考える人に育てる最初のステップこそ、毅然とした態度を理解して実践していくことだと思います。

一つの意見ですが、参考になれば幸いです。

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