係活動:<継続する手立て:時間・場所・道具>

係活動を継続させる手立て
学期初めに、子どもたちの意見をもとに係活動を始めた・・・しかし、どうにも盛り上がらない。
担任をしているとよく直面するケースです。
今回は、活動を継続するための手立てを書いてみます(^ ^)
1、時間を確保する
定期的に学活などの授業で係活動の時間を取ることで、活動は継続します。
休み時間に係活動をする子もいますが、遊ぶ時間を削ることにもなるので、モチベーションを高く持ち続けるのは大変です。
私は研究授業の裏の自習時間があれば係活動に充てますし、なければ1〜2週間に1度は係活動の時間を確保していました。
2、場所を用意する
教室内に係活動のための掲示板を用意すれば、新聞係やイラスト係は頑張ります。
また、休み時間で使える空き教室があれば、お笑い係、ダンス係などの企画系の係がイベントに向けて自主練習ができるので、モチベーションも高まります。
また、月に1回お楽しみ会という場を設定すると、会に向けて計画的に練習を考えるようになります。
3、道具の用意
活動するのに道具を使いたい時に、道具があれば活動は充実します(^ ^)
私は係用に、画用紙、マジック、色鉛筆、のり、テープなどが使える道具箱を用意しました。その他にも図工の授業で余った材料を入れる箱も作り、自由に使えるようにしています。
画用紙やペンがあれば、新聞、イラスト、宣伝ポスターなどの活動はすぐに始められますし、マジック係や劇係などは、図工の材料を使って小道具を作っていました。
終わりに
係活動で、時間・場所・道具の3つは基本と言われます。
これを承知している先生は多いですが、徹底して実践している方は意外と少ないです。この基本を押さえておけば、多くの場合、子供たちは係活動に熱心に取り組みます(^ ^)
一方、現場は授業や学校学年のイベントで忙しく、係活動のための時間すら取れないことがあります。
よって、忙しい中でも子供を係活動に意欲をもたせる、細かい手立てが必要となってきます。
次回は、その私が実践している細かい手立てを紹介しようと思います!
参考になれば幸いです(^ ^)
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