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2年 国語 作文指導「今週のニュース」

2018/05/06
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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2年 国語 作文指導「今週のニュース」

今週のニュース

国語で、今週のニュースという単元の授業があります。

今週あった出来事を記事にして、紹介したり交流したりする単元です。

 

1〜2時間で終わる授業ですが、今週のニュース自体は年間を通して実施できます。いわゆる日記の指導のようなものです。

 

⓪板書計画

 

①導入 ニュースとは?

はじめに「ニュースとは何ですか?」と聞いて、子どもの生活体験からニュースのイメージを引き出します。

 

②テーマを考える

最初は、「どんなテーマでもいいです」と言ってテーマを全体で考えさせました。

考えている間に、先生は黒板に数字を書いていきます。

 

③テーマの発表

3分ほどノートに書かせてから、発表させます。

  • ディズニーランドに行った。
  • ハワイに行った。
  • 晩御飯がカレーだった
  • 友達とゲームした

という派手なものから日常的なものまで、とにかくたくさんテーマが出ます。

 

そして発表した子は「それはいい!書きましょう!」と言って黒板に書かせます。

この時黒板に書いた番号に沿って、子どもに書かせます。

 

授業で発言しない子が意欲的に発言する方法

黒板に書けると思うと、子どもは張り切って発表してくれます(笑)

思いつかない子も、

「そんなことでいいんだ〜」

「俺もそれあった」

黒板に書かれた意見を見ながら自分のノートに書いていきます。

 

④止まっている子への支援

よくわからず思考が停止している子がいますが、この時に「考えて」というアドバイスは効果がありません。

考えるのではなく、別の行動で頭を働かせることで、子どもの頭が働き始めます。

  • 書けば、頭が働く
  • 見れば、頭が働く
  • 聞けば、頭が働く

 

じっとノートを見ても何も思いつかない子に「なんでもいいんだよ」と言っても動きません。

 

  • 黒板に書かせる
  • 友達の意見を見る
  • 友達の発表を聞く
  • なんでもいいから書いてみる

 

これを繰り返して、体も頭も刺激し続けることで、思考が止まらずに書くことができます。

 

⑤テーマの決定

その後、テーマの中から一つ選んで、ノートに書きます。

 

⑥書き方指導

ニュースと言ってもようは、自分の体験の作文なので、三文日記の形式でテーマに沿って書いていきました。

  1.  大まか
  2. 詳しく
  3. 気持ち

の三文です。

例を示して、まずは書かせます。

 

⑦書けた人から発表&ポイントの確認

(書いている間に大きめの画用紙を黒板に貼っておく)

その後、書けた子からその場で発表していきます。

最初はノート2〜3行の子の発表が続きます。

私は、その都度一人ひとりのいいところをほめていきます。

 

  • 「数字を使っているので、とても伝わりやすい文になってますね。」
  • 「どこであった出来事なのか、場所を詳しく書いているのがいいですね。」
  • 「『◯◯さん』と友達の名前を出すことで、どんな出来事だったかわかりやすい文になってますね。」

 

といいところを、一つずつ子供たちに伝えていきます。

おそらく半分程度発表したら止まるので、その時点で黒板に掲示した画用紙にポイントをまとめます。

(この時に大きめの画用紙か模造紙に書いておくと、次の時間にも使えます。)

 

⑧再度ノートに同じテーマで書かせる。

2回目は、ポイントを意識して子どもは1回目より長く書きます。

 

そのうち、1つのテーマで、4〜5行、ノート1ページ、2〜3ページ

と、どんどん文が進化していきます。

 

そのうち「別のテーマで書いていいですか?」という子も出るので、「いいですよ(^ ^)」と言ってどんどん書かせます。

実際に授業をした時は一番書けた子で5ページ書きました。

2年生なのでマスの数も少ないノートとはいえ、よく頑張ったと思います。

 

苦手な子でも、4〜5行程度は書けていました。

これでも過去にない量を書けたので、大きな成功体験を得ることができたと思います。

 

⑨評価&終了

書けた人はノートを先生に持って来させて確認、評価します。

  • 3つのパートに分かれているか?
  • 確認したポイントが書けているか?
  • 「てにをは」は大丈夫か?

など評価のポイントを明確にして、名簿に記録していきます。

 

書けた人から授業終了ですが、中には最後まで書き続ける子もいます。

頑張った子は評価の時にノートを集めて、放課後コピーして次の日にお手本として配布し、壁にも掲示します。

 

授業中で完結する4つの評価の仕方

 

 

終わりに

 

私は、作文指導の最初はから入ります。

「量だけあっても質が悪ければ意味がない!」

と言われそうですが、そもそも書けなくて苦手意識の塊になっている子は大勢います。

その子たちに、はじめから質まで求めても苦手意識はなくなりません。

 

まずはどんな内容でも認めて、ほめます。

だから、自分の意見を安心して出せるようになります。

 

そんな先生の姿を見て、子どもたちもお互いの意見を認める姿勢を身につけていきます。

 

 

こうして苦手意識を減らし、自信をもたせる。

その後、子どもは自ら挑戦・成長して行く楽しさを覚えます。

 

特に4月から夏休みまでは、その土台づくりの時期だと思っています。

たくさん成功体験を得て、挑戦する姿勢を身につけます。

 

今週のニュースは、原稿用紙を用意すれば年間を通して実施できます。

遠足、運動会、授業参観イベントごとに書かせて、書く力を鍛えていきます(^ ^)

 

PS:

今週のニュースを続けて、1年後の3月には毎週作文原稿用紙2〜4枚をスラスラかけるようになりました。

最大18枚書いてくるエースも生まれました。

書く力の向上は「継続」が大事ですね(^ ^)

 

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