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国語授業が盛り上がる7つの音読方法

2018/06/01
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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国語授業が盛り上がる7つの音読方法

音読指導

 

4月に国語の授業で音読に取り組まれている先生は多いと思います。

音読は効果的な教育法であり、日本人ほどスラスラ音読できる人種は実は世界でも少ないそうです。

今回、私が実践していた音読の指導法をまとめてみました。

 

ただ読むだけでない、色々やり方を知ることで、授業も盛り上がり楽しく学力向上につなげることができます(^ ^)

色々な音読方法

 

①丸読み(一文読み)

「丸まで読んだら次の人が読みます!」

友達の音読を聞いていないと、自分が読む場所がわからなくなるので集中して読みます。

 

一方、

  • 一人の読む分量が少ない
  • 自信なく読んでしまう子が目立ってしまう

などのデメリットもあります。

 

私は主に、音読の評価をしたい時に使っていました。

子どもが読むと同時に評価していけば、一周すると評価が終わります。

 

これは日本で一番有名だと思われる方法です。

以前教育学部の学生さんに小学校時代どんな音読をしていたか聞くと、ほぼ全員「丸読み」でした(笑)

 

これと似たような音読に、

  • 丸と点で交代する「点、丸読み」
  • 読んでいる人が自由に読んで好きなところで交代する「リレー読み」

などがあります。

 

②一人読み

一人で読むため活動量が多いのが特徴です。

  • 全員で一斉に読む
  • 自分のタイミングでバラバラに読む
  • 限界の速さで読んでみる(速読)

という個人の練習から

  • お隣通しで聞き合う
  • 班の中で1人だけ読んで残りの人は聞く
  • 全員の前で一人で音読をして聞いてもらう

と言った、聞く側の練習も行うなど色々なパターンがあります。

 

デメリットはサボって読まない子が出てくる場合があります。

その対策として、私は一度「全員立ちます。読んだら座ります。」と言って始めていました。

こうすると、早口で読む子がやたら早く座るので、

「〜さん!一番早かった!みんなのお手本として読んでください!」

というと、「マジか!」とびっくりして次から真面目に読むようになります(^ ^)

 

 

 

 

③追い読み

先生が読んだ後、同じ場所を子どもが追って読むという方法です。

先生が最初に見本となることで、音読が苦手な子でも安心して取り組むことができます。

 

また先生が、

  • 高い声で読む
  • 可愛く読む
  • 外国人のように読む
  • 偉そうに読む
  • 楽しそうに読む

など、読み方を変えると子どもも真似をしながら、色々な読み方を覚えていきます。

 

なお、子どもは長い文では覚えられないので、先生は分量を考える必要が出てきます。

 

 

④間違い読み

追い読みの一種です。

あえて先生は間違って読む一方、子どもには正しい文を読ませます。

 

子どもは先生に騙されないように、必死で文章を見ながら読んでいきます。

より書いてあることに注目する力がつきます。

 

例)
先生「私と子犬とかかと」 子「私と小鳥と鈴と!」
先生「私が両手を回しても」 子「私が両手を広げても!」
先生「お空はむちゃくちゃ飛べますが」子「お空はちっとも飛べないが!」

 

間違える内容は、その場で考えることもありますが、事前に子どもが間違えやすい箇所を選んでおいて間違えると読解のときにも役立ちます。

少し難しいですが、子どもは騙されまいと熱中して音読します。

また非常に楽しいので子どもから「もう一度やって!」と何度もお願いされます(笑)

 

⑤交代読み

「一文ごとに交代して読んでいきます!」

 

先生が読む、次の文を子どもが読む・・・読む聞くを交互に集中しながら行うので、非常に頭を使います。

また、

  • 男の子と女の子
  • 教室前半分と後ろ半分
  • 左半分と右半分
  • 紅組白組
  • 列ごと
  • 隣の人

 

など次々パターンを変えると面白いです。

子どもの中だけで行うと先生は子どもの様子を見ることができるので指導もしやすいというメリットがあります。

これも長文を読むことはできない、という特徴があります。

 

⑥範読

新しい物語、説明文の時に先生が最初に読み聞かせる場面でよく行います。

子どもは先生が読むのを聞いて、心の中で読んでおっていきます。

 

耳で聞くことに集中することができ、最初に物語のイメージを作る時は、非常に有効です。

この時、指で追わせると苦手な子もついてくることができます。

 

また、できる子は鉛筆でわからない言葉に線を引かせながら聞かせると、後で確認しやすくなります。

 

 

⑦アウト読み

範読の一種ですが、先生があえて本文を間違えて読みます。

間違いに気づいたら「アウト!」と言います。

 

ただ聞くよりも「どこでアウトが来るかな?」と考えながら聞くので、より集中して聞きます。

 

また登場人物の心情や、情景描写、表現技法な気づかせたい部分をあえて間違えて読むことで、その後の読解につなげることもできます。

 

これはよく「ダウト読み」としても知られていますが、最近の子は「ダウト」を知らず自然に「アウト!」へ変わっていくので、最初から「アウト読み」と言ってました(^ ^)

 

 

 終わりに

 

 

 

最近、子どもの人生に一番大きく影響を与える学力は「読解力」であるという論文が多数発表されています。

国語に限らず、他の教科やコミュニケーション能力をはじめとする非認知能力も、すべて「読解力」のベースの上に成り立っているからです。

 

紹介した方法は、親御さんと子どもとの間で行うのも良いと思います。

せっかく宿題になっているのに小声でボソボソ読まれるくらいであれば、親子で仲良く読んでみてはいかがでしょうか?

 

日本人は、昔から音読によって読解力をはじめとする多くの力を鍛えてきました。

日本の良い文化として、次世代にも伝えていきたいですね(^ ^)

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