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【算数実践】繰り下がりのある引き算が苦手なへの支援

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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引き算が苦手な子

算数が苦手な子は、「繰り下がりのある引き算」の単元でよくつまづきます。

1年生の計算は、その後の計算の基礎になるので確実にクリアしていきたいです。

 

なぜ難しい?

つまづく理由として、計算手順が複雑なことがあげられます。

 

例えば、13ー5という計算の場合、主に2つの方法が使われます。

 

◆減加法と減減法

 

例えば「13ー5」の場合で考えます。

 

1つは減加法です。

これは、引き算(減)と足し算(加)をして計算する方法です。

  1. 13−5の13を10と3に分ける
  2. 分けた10から引く数の5を引く(減)
  3. 5と残った3を足す(加)

 

もう1つは減減法です。

これは、引き算(減)を2回する方法です。

  1. 13ー5の5を3と2に分ける
  2. 13から分けた3を引く(減)
  3. 10からさらに分けた2を引く(減)

 

どちらも、頭の中で数字をキープして考える力(ワーキングメモリ)を多く使うので、苦手な子にとっては計算できない問題となります。

 

◆どちらで教えるべき?

苦手な子には、まずやり方を教えますが「どちらで教えればいいのか?」という問題が生まれます。

 

第一の考え方としては、教科書に記載されている方法でやるべきでしょう。しかし、教科書によっては2つとも掲載されている場合があります。数を多様に見る力はとても大切ですし、上記の2つ以外にも考え方はたくさんあるので、これは重要なことです。

 

しかし「数の概念が理解できない」「ワーキングメモリが低い」など能力的に厳しい子には、多様な方法を提示すると逆に混乱してできなくなってしまいます。

 

よって、1つに絞ってスムーズに計算できるまで教える方が効果的と言えます。

 

◆私の場合「減加法」

私はこの場合「減加法」で教えています。

 

理由として、計算に必要な能力が少ないからです。

 

減加法では、

13→10と3に分けて10をつくる(これは位の数をそのまま分けるだけなので比較的簡単です。)

「10ー◯」の計算「1桁の足し算」(これは両手を使うと理解しやすい)となります。

 

しかし、減減法ではまず13の3に対応して5を3と2に分けます。

これは、5を13に対応して分ける。つまり、2〜9の数を引かれる数に応じて分ける能力が必要になります。

その後、

13−3をして10をつくる(これは答えは必ず10なので簡単)

最後に「10ー◯」、という計算になります。

 

こうして比べると減加法の方が、必要なスキルが少ないです。

よって苦手な子でも比較的早く理解し、計算できるようになります。

 

終わりに

「こんなに難しく考えること?」と思われるかもしれません。

しかし、発達障害や知的障害を抱えて学習が苦手な子には、とても大事な支援になります。

 

今までできなかったことができるようになって「やった!」と喜ぶ姿を見るのはとても嬉しい瞬間です(^ ^)

そんな彼らの笑顔を見るために、今後も試行錯誤を続けていこうと思います!

 

 

 

※縁あって出させていただきましたd( ̄  ̄)

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