共通点を見つけると仲良くなる

仲良くなるには・・・
接点がなかったけど、共通の趣味や話題で急に仲良くなることがあります。
やることは簡単で子どもに質問するだけです、
「犬と猫はどちらが好きですか?」
→挙手させる
「周りを見て下さい、犬派と猫派に分かれました。」
→お互いの確認をする
「ではお隣の人に好きな理由を言って下さい」
→お互い理由を伝え合う内に自然と会話が盛り上がります。
これで、周りの子の様子をみて、犬派、猫派のグループができます。そして、相手に好きな理由を伝えることで、お互いの様子がわかります。
半々くらいに分かれる質問が1番盛り上がります。
また平和な質問であることも大事です。
(ご飯とパン、梨とリンゴ、夏と冬、兄弟を持つなら上か下か、赤と青など)
巨人と阪神はやめましょう笑
時間も数分でかまいません。
長くなるとグダグダになるので盛り上がっているところでやめて、休み時間に続きが始まるくらいがいいです。
慣れてきたら2つに分かれる質問でなくても、
- 「今日は何かありましたか?」
- 「幼稚園のときの思い出は?」
- 「好きな食べ物は?」
など曖昧な質問でも盛り上がれます。
簡単なことですが、何も知らない状態で仲良くなるのはけっこう難しいです。
明るい子はどんどん聞いて仲良くなって行きますが、おとなしい子は動けないことが多いです。
すでに話題を共有している状態ならそれを手掛かりに、話題を広げるチャンスが増えます。
「仲良くしなさい!」と叱るより、よっぽど会話も増えます。
今は習い事が多く、友達と放課後になかなか遊べない子も多いです。また友達同士の交流の機会も減っているので、安定した学級作りや子どものコミュニケーション能力の育成には教師側の手立ても大事だと思います。
参考になれば幸いです(^ ^)
※縁あって本を出させていただきました(^ ^)