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小学校の給食指導って何をしているの?

2018/05/28
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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小学校の給食指導って何をしているの?

学校は授業以外も指導することがあります。

そして、授業外で大きな役割のある指導といえば給食指導です。

 

今回は私の実践している給食指導を書いてみます。

 

学校の給食の流れ

1、手を洗い、白衣に着替える

→手は給食当番の子と一緒に洗います。

 

2、給食室に給食を取りに行く

→「大きなおかず」は重くて移動中にこぼすこともあるので、先生と子どもで持ちます。

 

3、教室に戻って配膳台に並べる

→毎回決まった形に並べることができるよう指導します。

 

4、配食する

→私のクラスは、子どもたちが当番の子の元へ取りに行く、カフェテリア方式です。

待っている子もふざけませんし、早いのでいい方法だと思います。

 

私は配食している子どもたちの後ろで、

  • オタマやしゃもじの使い方
  • 全員に配れる一人分の量

などを教えてます。

高学年になれば、何も言わずともスムーズにやってくれますが、これも低学年の頃の指導があってのことです。

 

5、あいさつ

→つくってくれた人に感謝の気持ちを込めて、元気よく「いただきますを」します。

 

6、食べられる量まで減らす

あいさつ後は、食べきれないと思った子は、給食を減らす時間です。

自分で食べられる量に減らして「ここまでは食べる」と決めてもらいます。

 

また、食べられる量がわからない子には、私が減らす場合もあります。

 

7、食べたい子は給食を増やす

給食を増やしたい子を呼んで、私が平等に配ります。

 

おかわりですと、早く食べ終わった子が優先権を得てしまいます。

しかし、最初に増やしたい子が来ることで、より多くの子に平等に給食が配られます

 

この時点で私のクラスでは、給食の残菜はほぼ無くなります。

ただし、デザートや唐揚げなど、簡単に分けにくく、さらに人気のあるものは、後ほどじゃんけんで選びます。

 

クラスによっては、体が大きい子や、発言権の強い子が、おかわりの権利を奪うケースもあるので、おかわりのシステムは先生もある程度介入した方が、うまくいくことが多いと感じます。

 

8、もぐもぐタイム

食べ始めて最初の10分はもぐもぐタイムという静かに食べることに集中する時間になります。

側から見ると異様な光景ではありますが、おしゃべりをして時間内に食べきれない子への対策として、設定されています。

 

このシステム一つあると、給食の残りは格段に減ります。

高学年になれば、もぐもぐタイムなしでも問題ない場合が多いですが、低・中学年ではオススメの方法です。

 

9、自由に食事

そしてもぐもぐタイムが終わると、自由に食事を楽しむ時間になります。

お話をしても、ひたすら食べても、おかわりをしても自由です。

 

この時点で「食べ終わった人からおかわり」という形にしています。

あとは、時間が来たらごちそうさまで終了、といきたいですが、そう簡単ではありません。

 

◆食事中の給食指導

そのほか、

 

  • ご飯粒を残さず食べる。
  • 箸、スプーン、フォークの持ち方
  • 食べ終わったお皿は綺麗に重ねる。
  • 牛乳パックは、開いて後で洗いやすくする。

 

など「綺麗に食べる」という指導も大事になります。

これが子どもはすぐにはできません。かといって、叱って指導をすると給食が辛い時間になってしまいます。

食べることを楽しめる人に育って欲しいと思っているので、私はこの時間は子どもをひたすら褒めています。

 

  • 「よく噛んで食べていますね。」
  • 「猫背の子がいません。姿勢よく食べれてますね。」
  • 「ご飯粒もなく、綺麗に食べれてますね。」
  • 「栄養士さんも喜びますね。」
  • 「もう食缶がからになりました。」
  • 「お皿が、新品みたいですね。」

 

良い行動を周知することで、

「私も綺麗に食べれた!」

「おかわりしたよ!」

と笑顔で食事する空間になります。

 

学級担任時代、食べる時間は20〜25分と設定している学校が多かったです。

2ヶ月ほど指導すると20分以内で食べ終え、片付けも数人の遅い子を除きほぼ終了していました。

 

 

終わりに

私の給食指導はこんな感じです。

もし給食指導って何するの?

という疑問をお持ちの教員志望の方などに参考になれば幸いです(^ ^)

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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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Comment

  1. きき より:

    初めまして。いつも勉強させていただいております。
    1点質問させてください。
    「もぐもぐタイム」を最初に設けているのはどのような意図があってのことなのでしょうか?
    「もぐもぐタイム」を給食の終わるラスト◯分に設けているのは、ボランティア先の小学校で目にしたり、読んでいる本で紹介されていたのですが、最初に設けているのを見聞きしたのはこのブログが初めてでした。
    私自身、来月から小学校で働く予定で、給食の際には「もぐもぐタイム」を導入しようと思っているのですが、給食のどのタイミングで実施しようか迷っています。
    ご多忙のところ恐縮ですが、教えていただけると幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    • 小学校教師ともはる より:

      質問ありがとうございます。
      今の学校の「もぐもぐタイム」は、学校全体の取り組みなので1〜6年生まで一緒にやっています。
      最初10分間の理由は、時間の調整が簡単だからかと思います。
      もし食べるのに時間のかかるメニューだったとき、ラスト10分と思い、もぐもぐタイムを開始すると、終わったときに全然食べ終わってない、
      という事態もあるので、そういう意味で最初なのかと思います。
      ただこれは私の学校は「完食を目指そう」という文化があるので、この時間の設定ですが、私個人としては、ラスト◯分方式の方が好きです。

      ラスト10分にして席を前にして、集中して食べる。
      食べ終わった人から、食器を片付ける。
      ごちそうさまと同時に掃除に向けて席を移動。
      という流れが一番無駄がなくてスムーズかと思います。

      4月から担任を持たれるんですね!おめでとうございます(^ ^)

      アドバイスではないですが、多分今は先生になったらやってみたい取り組みがたくさんあるかと思います。
      ただ、「もぐもぐタイム」はよくある実践ですが、学校ごとに統一して取り組んでいる実践があるので、
      まずは赴任先の学校のシステムを確認してからの方が良いと思います。

      その上で「給食時間に統一した実践がない」
      という場合には、「子どもに相談」という手順を入れると良いです。

      いきなり知らないシステムを入れると子どもは慣れておらず混乱するので、
      「作ってくれた人のことを考えて、全部食べるために何をしたら良いかな?」
      とクラス全体で考える、
      子どもが思いつかなかったら「『もぐもぐタイム』というシステムもあるよ?」と紹介した上で、
      子どもと合意形成の上で、取り組んでいくことをお勧めします。

      先生が先走ってしまうと、子どもが置いていかれることにもなるので、
      まずは「その学校の取り組みを知る」
      次に「子どもと一緒に考える」
      という手順は踏んだ方が良いと思います。

      偉そうにすいません(^^;;
      参考になれば幸いです。

      • きき より:

        とても丁寧にお答えいただきありがとうございます。
        学校全体の方針だったのですね。
        ラスト◯分の方の流れやメリットについても教えていただきありがとうございます。

        学校のシステムの確認や子どもへの相談等、
        恥ずかしながらそこまで全く考えが及んでおりませんでした。
        給食指導だけではなく、他の場面でも大事な観点ですね。。
        ご指摘いただき感謝申し上げます。

        何から何まで詳しくご教示くださり大変勉強になりました。

コメントよろしくお願いします(^ ^)

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