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学校版マズローの欲求5段階説

2018/07/22
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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学校版マズローの欲求5段階説

クラス経営

近年、学校のクラス経営の重要性が叫ばれるようになりました。

 

  • 人間関係が希薄化
  • 体罰
  • いじめ
  • 不登校
  • 学級崩壊

 

 

など多くの問題が出ています。

楽しく、安心して学べるクラスを先生がつくらなければ、子どもは最低限の学習の機会すら持てなくなる可能性があります。

 

現場では、ベテランの先生が子どもに対応できず学級崩壊するなど、学級経営の難易度が上がっていると感じます。

よって、どうクラスを作っていけばいいのかという指標が必要です。

 

マズローの欲求5段階説

ここで私が一つの指標としているものが「マズローの欲求5段階説」です。

教員採用試験でおなじみですね(^ ^)

 

これはアブラハム・マズローが考えた人間の欲求の段階を表したものです。

5段階のピラミッドで、底辺から始まり、階が満たされると、一つ上の欲求を志すというものです。

 

これは人間全般に当てはまりますが、学校でもこの図に沿って考えていくことで、クラス運営の指標となります。

①生理的欲求

 

食事や排泄など生理的な欲求です。

「トイレがある」「給食がでる」という学校のシステムがあることが、子どもが学校にくる始めの条件です。

②安全欲求

 

「安全・健康に暮らしたい」という欲求です。「怪我やトラブルを防ぐためのルール」が各学校で示されていると、子供は安心して登校できます。

 

また、いじめ対応もこの段階の問題です。

いじめがあるクラスでは安全欲求が満たされないので、この段階で先生が失敗すると、上の欲求に行けず学級崩壊します。

 

なので先生が最初にやることは「いじめのない安心感のあるクラス作り」になります。

③社会的欲求

 

クラスに安心感があると、次は友達や集団という居場所を求めるようになります。

学校には来るけど、友達がいない、という状態では、積極的に動ける子供にはなりません。

 

この段階では、「子供同士が交流する機会を作る取り組み」が必要となります。

友達、行事、係活動、クラブなど子供自身に居場所を見つけさせることで次の段階に行けます。

 

1〜3までは最低限のクラス環境作りになります。

④尊厳欲求

 

「他者から認められたい」という欲求です。

 

この段階では

  • 「テストでいい点を取りたい」
  • 「先生にほめてもらいたい」
  • 「リレーの選手になって友達に尊敬されたい」

という自分の思いから生まれるモチベーションで動くようになります。

 

先生は「いい授業を提供し力を伸ばす」「子供の行動を観察し、細かくほめて、尊厳を満たす」などして、欲求に答えてあげることが必要になります。

⑤自己実現欲求

 

「安全で、居場所もあり、周りからの信頼もある」この状態になれば、最後は自己実現の段階です。

 

自分がどこまでできるか試したい「チャレンジすることが幸せ」という状態です。

 

この段階では先生が何かするよりも、子供自信の気持ちを組み、支えてあげることが大事です。

終わりに

ざっくりと説明しましたが、クラス作りの段階はわかりやすいかと思います。

4月〜来年3月まで、少しずつ段階を登っていき、最後の自己実現の欲求まで高めていくとことが目標になります。

 

この段階を無視して子供に熱く語っても上手いきません。

例えば、いじめがあるクラスで、「なんでもチャレンジすることが大事だぞ!」と言っても子供はそんな欲求はないので動きません。(先に安全欲求を満たしてあげることが必要)

 

クラスに居場所がないのに、人のために動こうという気持ちも持てません。

(先に社会的欲求を満たす)

 

まずは、「クラスのルール作り」「友達の交流の場の設定」などして、いじめのない安心感のあるクラスを作る

その後、授業・行事・クラスでの活動などを通して、クラスの一体感を高め、自己肯定感を持たせる。

最後は、先生は子どもの思いに沿って動き、いろいろなことに挑戦させてあげる。

という流れができます。

簡単に書きましたが、実際にやろうとすると非常に難しいです(;^_^A

しかし、クラス作りに役立つ指標かと思います。

 

実際にマズローの指標を使ってクラス経営にどう活かしていたか、具体的に書いて見た記事があるので、こちらもよかったら見てください(^ ^)

「子どもたちとの関係づくり」と「学校版マズローの5段階欲求説」

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