【教育ニュース】東京医科大の入試不正得点操作のニュースを見て

【教育ニュース】東京医科大の入試不正得点操作のニュースを見て
得点操作という不正
先日、東京医科大の入試にて、女子受験者や4浪以上の男子受験者に不公平な得点操作が行われたというニュースを見ました。
(参照:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180807004938.html)
- 女性差別の意識
- 女性医師が就職後働き続けることが出来ないという労働環境
- トップの意識の問題
多くの問題が表出しました。
思ったこと
色々事情があったにせよ、秘密裏に点数を操作していたのは許されないことです。
アメリカの大学では、実力で入学する人とは別に、大学にお金を多く落としてくれる人の子どもをコネで入学させる制度も一般的にあるそうです。内緒でやれば差別ですが、しっかり意図を説明して堂々と行うことで、少なくとも今回のような不正で不利益を被る学生が出ないことを祈ります。
今回のピンチをチャンスに変えて、再発防止と実情にあった公正な入試制度改革を進めて欲しいと思います。
また同時に思ったことは、入試における評価制度は結構グレーゾーンなところがあります。
教員の世界にも、「教員採用試験では臨時的任用職員は必ず半分落とす」という都市伝説が流れていたりします。
現在、どの自治体も教職員の採用抑制のため予算がなく、講師採用で補っているので、次年度も臨任として働いてくれる可能性の高い臨時的任用職員の先生は、意図的に落とす必要がある、という現状から生まれた噂のようです。
社会状況や経済状況が悪化すると、どうしても不正が起こりやすくなります。もしかすろと今後も、いろんなところで、入学、入社試験などで不正が芋づる式に出るかも・・・なんて思いました。
ぜひ裏でどうにかするのではなく、公の議論で現実的な打開策を考えて欲しいですね(^ ^)