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友達先生がダメなわけ 〜先生と子どもの関係はどうあるべき?〜

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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友達先生がダメなわけ 〜先生と子どもの関係はどうあるべき?〜

友達先生はダメなの?

 

先生の中には、

「先生は子どもと友達のような関係ではいけないのか?」

と疑問をもつ先生がいます。

 

確かに、学校には児童生徒と距離が近い友達のような先生がいます。

反対に子どもにガミガミ叱って避けられている先生もいます。

 

「どっちの先生になりたい?」と聞かれると、前者に気持ちが向くのは当然です。

 

 

友達先生になると・・・

 

友達先生は子どもから人気があります。

子どもと楽しく喋り、流行の話題も話せます。

「遊んで〜!」とせがまれるでしょう。

時には、他の先生には言えない相談をされるかもしれません。

 

そんな先生になりたいと願った人も多いと思います。

 

友達先生がダメなわけ

 

子どもから人気がある友達先生は一見良さそうに見えます。

しかし、注意すべき点があります。

 

①子どもの口が悪くなる

 

子どもが先生に友達と同じ感覚をもつと、安心感から汚い言葉や乱暴な言葉遣いをする子がいます。

 

しかし、子どもは相互に影響し合うので、汚い言葉、暴言が一気に広がります。

その結果、言葉のすれ違いによる喧嘩やトラブルが増えます。

 

そもそも学校は「社会に出るための力を身につける場所」です。

言葉遣いが悪ければ、社会で痛い目を見ますし、生活できなくなることもあります。

 

友達や家族など親しい間柄で言葉遣いが悪くなることはあるでしょう。

しかし、学校という「社会」では正しい言葉遣いができるよう指導する必要があります。

 

友達先生では、そんな指導も入らなくなる可能性があるのです。

 

②ネタにはしる

 

足が速い、絵が上手い、ギターが弾ける、手品をする

特技のある先生は子どもの尊敬を集めます。

 

一方、それを「子どもが求めていること」と勘違いしてネタにはしる友達先生がいます。

先生が子どもの前でネタをすれば子どもは笑ってくれるかもしれません。

一見、雰囲気が良い空間になるかもしれません。

 

しかしそれは先生と子どもの関係ではありません。

 

子どもは当然、「もっとやって」と求めてきます。

やらなければ「なんだ、つまんねーの」となります。

ネタにはしった時点で子どもは「先生は子どもに媚びている」と見抜いているからです。

 

その状態で「先生にそんな口の聞き方はしません!」と怒っても意味はありません。

子どもにとって「先生」ではないからです。

 

③言うことを聞かなくなる

 

最悪な場合子どもが「言うことを聞かない」と言う状態になります

尊敬や敬意ではなく、仲の良さで繋がった関係では「先生」としての言葉が届かなくなります。

 

避難訓練の時にダラダラ歩いて、お喋りをしている子を注意しても行動は変わりません。

暴言暴力を注意しても子どもは変わりません。

 

これは、

  • 災害時に避難できず子どもが死ぬ可能性
  • いじめが起きて子どもが死ぬ可能性

を生むことを意味しています。

 

先生は子どもを安全に育てる監督義務があります。

よって先生は上の立場に立って、言うことを聞かせる存在である必要があります。

故に、友達先生ではいけないのです。

 

どうすれば良い?

 

「では先生は子どもをガミガミ怒って、締め付ける存在であれば良いのか?」

と疑問をもつかもしれません。

 

ある意味「子どもを危険に晒さない」のであれば友達先生よりましかもしれません。

 

しかし、先生が目指すべきは「友達先生」でなければ「ガミガミ先生」でもありません。

「尊敬される先生」です。

 

尊敬される先生

 

そもそも子どもは先生に何を求めているのでしょう?

 

実は、昔も今も子どもが先生に求めていることは

  • 楽しい授業で勉強をできるようにして欲しい
  • 楽しいクラスで友達と仲良く過ごしたい

この2つだけです。

 

なので、

  • 楽しく「できる」が増える授業
  • 間違えてもバカにされない、いじめのないクラス

この2つがあるクラスを、子どもは求めているのです。

そんな場所を作ってくれる先生を子どもは尊敬し敬意をもちます。

 

そんな先生のもとであれば、

子どもは素直に言うことを聞き、

怒らなくても、正しい方向に動き、

子どもたちがクラスを楽しくしてくれます。

 

理想の先生とは、そんな姿を体現できる先生ではないでしょうか?

 

終わりに

 

偉そうに書きましたが、私も友達先生になってしまい、子どもたちとの関係が崩れた過去があります。

 

その反省から、授業と学級づくりに力を入れるようになりました。

今では流行の話題はわからず、子どもにおじさん扱いです(笑)

 

それでも、友達先生だった頃より子どもたちは何倍も笑顔になり、たくさんの感謝の言葉を述べてくれるようになりました。

 

「友達先生」が100%悪いわけではありません。

友達先生だから救える子もいるかもしれません。

 

しかし、理想の先生にするには理想が低いです。

ぜひ「尊敬される先生」を目指して欲しいと思います(^ ^)

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この記事を書いている人 - WRITER -
こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
詳しいプロフィールはこちら

Comment

  1. 智治先生
    しばらくです。
    お元気そうで、何よりです。
    興味を持って、読みました。

    僕の理想の教師像をお伝えしたくなりました。
    参考になれば、嬉しく思います。
    *自分の正直な気持ちを、生徒に伝えることが出来る。
    *生徒の気持ちを、あるがままに、感じ取ることができる。
    *生徒と気持ちの交流が出来る。
    以上。

    返信をいただければ、何よりありがたい。

    **目下、新・教育学を、ムラゴン、ホレスタに投稿中。
    読んで欲しいと願っています。

    (どんぐりおじさん。7日)

  2. 智治先生
    興味深く読みました。

    お願い
    <新・教育学>を、ムラゴン、ホレスタに投稿中です。
    ぜひ読んで欲しいと願っています。
    理想の教師像も述べています。
    [どんぐりおじさん、7日)

  3. なちゅ より:

    おはようございます(*^^*)
    私は、教育者ではありませんが、娘の友達には挨拶や言葉遣い、娘にも年上の人にはありがとうでなく、ありがとうございますでしょ、知っているお母さんには挨拶しなさいとか話しています、仲も良いですが、子供達にはなめられていないので私が言った事は、言うことを聞いてくれます、やはり信頼されてこそ、と思います。仲良しにならなくても、筋が通った行い、言動をしていれば、ついてくるのでしょうか、いつもブログ楽しく拝見させて頂いています

    共感できることがたくさんあり、勉強になります(*^^*)ありがとうございます

    • 元小学校教師ともはる より:

      いつもありがとうございます。

      子どもは「何を言われたか」よりも「誰が言ったか」で判断します。
      きっと信頼されていることと思います。

      今後ともよろしくお願いします(^ ^)

コメントよろしくお願いします(^ ^)

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