音読をするときのコツ

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こんにちは(^ ^)
以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。
このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。
全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
音読をするときのコツ
音読が苦手な子
音読は学習において基本の活動です。
どの教科でも、教科書や教材の文章があります。
なので、教師が読み聞かせたり、子供が読む時は集中して行う必要があります。
しかし、集中することが苦手な子がいます。
つい、手遊びをしたり、椅子をガタガタしたり、窓の外を見たり。
そんな子でも、音読に集中させるコツがあります。
一体なんでしょうか?(^ ^)
両手を固定する
私が音読をする時に意識することは、両手を活動させないということです。
音読中は、教科書を見て、音読を聞くので、目と耳の感覚が集中しています。
しかし、両手を自由にしていると、途中から集中できなくなる子がいます。
何故ならば、両手の指先は神経が多いので、ものを触る・いじるなど別のことをすると、集中力がもっていかれるからです。
なので、指先まで含めて音読に集中させることが大事です。
◆具体例
具体的には、
子供が読む時
→教科書を両手で持って教科書を立てて音読する
→片手で教科書の後ろを支えて、残りの手でページをめくる
先生の読み聞かせ
→読んでいる部分をなぞりながら聞く
→知らない言葉に線を引きながら聞く
などです。
- 目(視覚)
- 耳(聴覚)
- 手(触覚)
3つの感覚を音読に使うことで、子供たち全員が集中して参加します。
これは昔からある音読の基本技術ですが、最近の先生の授業では行われていないケースが見られます。
終わりに
些細なことですが、積み重なれば大きな違いとなって現れます。
もし音読に集中していない子供がいる場合は、意識すると良いかと思います(^ ^)