プロフィール

このページでは、私のブログ「小学校の先生のお仕事」を書いている私「ともはる」について紹介します。
このブログは私が長年子どもに関わってきた経験をまとめたサイトになります。
目的は、全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることです。
教育に関する話題であれば、なんでも紹介しています。
授業、子どもへの対応、特別支援教育、ユニバーサルデザイン、アクティブラーニング、療育、子育て・・・
知れば世の中のきっとためになるだろう、と思うことは積極的に情報発信をしていきます。
そして、もっと多くの人に教育に関わる仕事を目指していただき、教育界を盛り上げ、健やかに育つ子どもを増やしていけたらと願っています。
目次
ブログを始めたきっかけ
私は元々小学校で先生をしていました。
その間、色々経験しましたが、ずっと心に思っていることがありました。
それは、
なぜ先生はこんなにも子どもを叱るのだろう・・・
ということです。
私はあまり叱らないタイプの先生でした。
笑顔で褒めて伸ばす教育が好きだったからです。
その教育方針で、子どもが健やかに成長したり、保護者からお礼を言われることがあっても、
学級崩壊、トラブルが多発、保護者からの苦情などが起きたことはなかったので、それで良いと思っていました。
しかし、一部の同僚の先生から
- もっと厳しくした方がいい
- あなたのクラスの子は変わってしまう
- 叱っても大丈夫よ、そんなことで嫌われないわ
と、よく言われました。
この評価のギャップはなんなのか?
私だけが何かずるいことをしているのか?
かなり悩みました。
そこで、私の教師としての考えをブログに書いて紹介してみることにしました。
私の笑顔で褒めて伸ばす教育は間違っているのか?
世の中の声を聞いてみたい。
これが私がブログを始めたきっかけです。
私はこんな人間です
子ども時代
今教育にどっぷりはまっている現在とは違って、子ども時代は先生によく叱られて学校が嫌いな子どもでした。
割と真面目で悪いことをした記憶はないのですが、とある原因から先生に目をつけられていました
それは睡眠時無呼吸症候群という病気です。
(太っている人がなるイメージがありますが、私は先天性のものでした。)
とにかく常に眠いため、
- 朝は遅刻
- 授業中に寝る
- 電車内で寝過ごす
周りの大人からは「やる気がないやつ」と評判の人間でした。
(詳しい話は、こちらに書いています。→「できない子」見たときに考えること)
高校時代
教員とは違う別の夢を抱いて青春を過ごしました。
しかし、夢破れ別の道を探している途中、「人に教える」ことが好きな性分に気づき、教育学部への受験を決めました。
大学時代
教師への道を志すも、ここでも病気の影響は根強く残りました。
特に、アルバイトや自主性が求められる部活動にいると
「集中してない」「時間を守れない」という症状が理由で、信頼関係を作れず
「こんな私が教師なんて・・・」
自信を失い教師への道も諦めました。
社会人時代
大学時代のミスは「自分の甘さ」が原因だと思っていたので、鍛え直すために民間企業に就職。
この時は、マイナスな部分があっても、それ以上に「ノルマ達成」「社会貢献」など良い面を伸ばして認められることを目指していました。
その結果生まれ変わるつもりで、必死に取り組むもここでも症状が治まることはなく、順調に信頼を失っていきました。
転機
友人と電話をしている時、
「テレビで睡眠時無呼吸症候群ってやってるけど、これお前じゃね?」
と軽い気持ちで言われことをきっかけに、病気について調べ始めました。
意を決して睡眠外来のある病院へ行き、無事診断をもらいました。
治療の甲斐あって無事症状は改善し、生まれて初めて自然に目が覚めるという経験をしました。
これを機に信頼関係の崩れてしまった職場を去り、教員の道に進み直しました。
先生時代
先生になったはいいものの、大学時代学んだことはすっかり忘れていたので、1から勉強を開始しました。
当初は、先輩教員のアドバイスもあり厳格な先生キャラで担任生活をスタートしました。
しばらく続けましたが、とある男の子の言葉をきっかけに教師のあり方を猛反省しました。
そして子どもの頃から思い描いていた理想の教師になるべく勉強を始めました。
(この時のエピソード→教室の隅のホコリなんて)
その間、取り組みに悩みつつも、心動かされる言葉もありブレずに理想の先生を目指し続けることに成功。
そのまま優しく叱らず大らかな先生として経験を積んでいきました。
(この時のエピソード→愛情の反対は無関心)
ブログ開始
途中大きく考えの違う人に出会い、自分のあり方を見直すためにブログやTwitterを開始しました。
そして、たくさんの方と交流することができ、おかげで自分の取り組みは間違ってなかったと確信しました。
同時に、日本の先生は「教育に関する情報」があまりに不足しているのではないか?
知らないことが原因で、子どもに厳しく当たるしかない先生が生まれるのではないか?
悪いのは人ではなく環境ではないか・・・
そう思うようになりました。
その後は、「子どもを関わる仕事の楽しさを伝える」という目標のためにブログを続けることを決意しました。
現在
一身上の都合から教師を辞職。
地元に戻り、発達に困難を抱える児童の療育を行う、放課後デイサービスの職員となりました。
現在は療育について学びつつ、小学校での経験を生かし学習に困難のある子への支援に関わっています。
そして、健やかに笑顔で育つ子が増えてくれることを願いつつ、今後も、私の実践や教育の知見、研究など有益な情報はどんどん発信していくつもりです。
こんな人にオススメ
1、教員志望の方
これから先生になりたい人へ、
- 授業について
- 子どもについて
- 学校の仕事について
現場の情報を少しでも発信して役立てて欲しいと思ってます。
2、現職教員の方
このサイトは、いろんな授業・実践を紹介しているサイトではなく、元教員である私の実践をまとめたものです。
授業のまとめサイトは、とても役に立ちますが、投稿した先生の思いが異なるので、背景がわかりにくいという面があります。
このサイトに紹介している実践は、すべて私の同じ思いのもと行われた授業・実践です。
もしサイトを見て「私の考えと似ている!」と思われた方は、参考になるかと思います。
よかったら参考にしてください。
3、子育て中の方
ブログを続けていく中で一番コメントをいただいたのが、一般の親御さんからでした。
私の意外だったのですが、初めて子どもを育てる方は、何も経験なしで始めるわけですから困って当然だと思います。
なので私のブログは先生も子育て中の方にも参考になるような記事を意識して書いています。
終わりに
私は子どもに関わっています。
なので、子どもの個人情報の扱いは注意しているので、身バレに直結するような内容は避けて発信しています。また、意図的に情報を変えて発信している場合もあります。
ご理解ご協力をお願いします。