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思春期の子どもへの対応③ ~反抗期の子どもへの言葉がけ~

2019/08/13
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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反抗期中の子ども

前回までに、思春期の子の特徴

思春期の子どもとの接し方 〜①何故子どもは反抗し始めるのか?〜

 

反抗期になる前の予防対策を紹介しました。

思春期の子どもとの接し方 〜②反抗期の予防対応〜

 

しかし、実際に反抗期の子を前にしている親御さんや先生は大変です。

心配してあげても

  • 「今やろうとしてたの!」
  • 「別にいいじゃん!」
  • 「ほっといてよ!」

と辛らつな言葉が返ってくる方も多いと思います。

私も教師時代に何度も経験しました(^^;;

 

しかし、大人は子どもを安全に育て、教育を受けさせる義務があります。

「コノヤロー!」と言いたい気持ちを抑えて、日々対応していかなければなりません。

 

ではどんな対応をしていけばよいのでしょうか?

 

反抗期の子どもへの言葉かけ

 

前回、反抗期の予防対応を紹介しました。

  • パワーコントロールをしない
  • 熱中できる授業
  • 規則正しい生活習慣

これらは、思春期の間も有効な対応です。

 

加えて今回は日々接する中での対応や言葉がけを紹介します(^ ^)

 

◆「嫌われている」と思わない

反抗期で今までなかった口の利き方をされることがあります。

そして、親御さんや先生は、

  • 「嫌われたのでは?」
  • 「何が悪かったのか?」

と考えてしまいます。

 

しかし、「反抗期」という名前のせいで誤解を受けがちですが、反抗というのは、

「絶対に嫌われない」という信頼関係が築けている人にだけ起こる現象です。

街中で関わる人全員に反抗をしたり、汚い言葉を使っているわけではないのです。

 

ただ、

  • 高度になる学習内容
  • 複雑化する人間関係
  • 「大人」として扱われる環境の変化

などの子ども自身では処理しきれないストレスを信頼のある人に受け止めてもらっているだけなのです。

 

そのためまずは、親・先生が「一番大変なのは子供」という事実を受け止めてあげることが重要です。

 

◆短く叱る

反抗期であっても、自分のしたことの良し悪しは判断できます。

なので、親御さん、先生のお叱りだって理解できます。

 

しかし、長々と叱ってしまうと

  • 「わかってんだよ!」
  • 「早く終わらねーかな」

 

と不満がたまり、下手をすると不満が大人に向かい、

  • 「なんでこんな意味のないことするの?」
  • 「お前らが理不尽なことばっかりするからだろ」

怒りの原因を大人に向けることもあります。

 

これは稀なケースではなく、理不尽な状況に耐えようと精神の安定を図るために自然に起こる現象です。

(これを合理化と言います。)

 

反省点と次回の改善点を短く共有して終わりにしましょう。

もしかすると顔は反省してないかもしれませんが、心は反省はしていると考えてください。

 

◆事前に趣意説明をする

反抗期に入ると、大人に「やらされている」と感じたことは理不尽と思い反抗します。

 

そのため、何かを始めるときは事前に趣意説明することが大事です。

説明なしにやらせてしまうと、その時点で「何でやらなきゃいけないの?」と反抗し始めます。

これは、子どものせいではなく事前に説明しない大人の責任です。

 

例えば、部活動では、練習メニューを教師が立てることが多いと思います。

しかし、ただ「これをやれ」と指示してしまうとつらいだけの練習になります。

「今の課題はこれ、そのために何を鍛える必要がある、だからこのメニューをする」

丁寧に伝えれば、子どもは理解してくれます。

 

彼らも好きで反抗をしているわけではないのです。

子どもは納得感のある人の言うことは、受け入れて信頼してくれます。

言うことを聞かない子への対応 ②エピソード

 

◆間接的ほめ言葉

思春期は自己肯定感が大きく下がる時期です。

親や先生は、努力を認め、善い行いを褒めて認める必要があります。

 

しかし、思春期の子は、友達や周囲の目を非常に気にするようになります。

なので、褒められると「うれしい」という感情より、「目立って恥ずかしい」という思いが強くなります。

(まったく気にせず喜ぶ子もいますが笑)

 

よって「みんなの前で褒める」のではなく、人やものなど何かを介して間接的にほめることで、自己肯定感を高めることができます。

 

例えば、

  • 他の先生から「〇〇先生がすごい褒めてたぞ!」など褒めてもらう
  • 日記やノートに「最近、掃除を頑張ってくれてますね!(^^)!」などコメントをして返す

など、間接的に伝えることで「先生は私のことを見てくれている」と安心して、自己肯定感の向上につなげることができます。

 

こうして、クラス全員を間接的にほめていき、クラス全体の自己肯定感を高めていきます。すると、クラス全体が穏やかになるので、全体の前で褒めても安心して受け入れられる雰囲気が作られます。

 

これは、親御さんや学校外の習い事の先生方も使える方法です!(^^)!

 

◆指導と助言を使い分ける(先生の場合)

反抗期の子は、「命令されている」と感じると反抗心をもちます。

 

そして大人からの「助言」は

自分の選択肢を奪う=強制をされてる

と感じて反発する子が多いです。

 

なので、個別の「助言」ではなく、全体指導を重視することが重要です。

全体での説明は個別感がなく、また「活動の枠」を定めるルール設定と捉えてくれます。

 

全体指導をした後の活動中は助言せず見守っておきます。

助言は本人が必要としないと入らないので、子供から求められたときだけ伝えてあげます。

 

助言が減る分、最初の指導でできるだけ課題の狙いから外れないように枠を設定してあげることが重要です。

助言を聞かない子にはどうする? 〜型と助言の使い分け〜

 

終わりに

 

私は、現在放課後デイサービスに勤務しています。

放課後デイサービスは、小学1年生~高校3年生まで対象としているので、発達に困難を抱えている子が対象とはいえ思春期、反抗期は当然あります。

むしろパワーアップしているケースもあります(笑)

 

私も、日々試行錯誤をしている最中です。

こんな対応が有効だったと言う情報を共有していただけると嬉しいです!(^^)!

 

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※縁あって本を出させていただきました(^ ^)

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