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算数の授業のとき練習問題はどう進めたらいいの?

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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EDUPEDIA SCHOOL

先日、EDUPEDIA SCHOOLの方々に講演会を企画していただきました。

 

終了後、参加者の学生さんが授業について質問してくれました。

内容は、

「算数の練習問題の丸付けってどうすればいいですか?」

と言うものです。

 

その方との話が面白かったので、少しご紹介します(^ ^)

(身バレ防止のために若干変えていますがご了承ください。)

 

◆列ができてしまう

 

練習問題後の丸付けは、

「終わった子は先生にもってきて、丸付けをしてもらう」

という方法がいいと思います。

 

例えば「終わった子は手をあげて、先生が行って丸をつける」という方法もあります。

しかし、私は子どもを活動させる方が、じっとしているのが苦手な子も集中しやすくなる、と考えています。

なので「子どもが先生の元に行く」の方が良いと思っています。

 

と言うことを伝えると、

「先生の前に列ができてザワザワするから、よくないと指導教官に言われた」

とのことです。

 

さて、どうしましょう?(^ ^)

 

◆問題を分けてもって来させる

 

確かに丸付けに時間がかかると、列ができて大変です。

そこで、

「問題を分けて持って来るようにしてみるのは?」

と提案しました。

 

例えば、10問の練習問題をまとめてもって来られると、先生は丸付けに時間がかかりますが、

「2問できたら持ってくる」

というルールにすれば、先生の丸付けは一瞬で終わり、列はできにくくなります。

 

すると、

「それでも列ができてしまって・・・」

とのことです。

 

さてどうしましょう?(^ ^)

 

◆早く終わった子はミニ先生にしてしまう

 

採点スピードが遅いことで、列ができて子どもが騒いでしまうので、次は

「ミニ先生にしてみたら?」

と提案してみました。

 

「ミニ先生」と言うのは算数の練習問題をする時によく行われる方法です。

子どもは問題ができたら先生にノートを持ってきます。しかし、先生が全部丸をつけていると大変です。そこで、

「全問正解した人は『ミニ先生』になって、赤鉛筆で丸付けをしてください」

と言います。

 

その結果、全問正解する子はどんどん採点する人になるので、結果的に丸付け時間が短くなる仕組みです。算数ではよく使われるオーソドックスな方法です。

 

すると

「間違えた子はどうしますか?子どもが丸を付けると、間違えた子にちゃんと教えることができないのでは?」

と聞かれました。

 

さてどうしましょう?(^ ^)

 

◆最初に伝える「教えるときはヒントを言ってください(^ ^)」

 

確かに、子どもが教えるとすぐに答えを言いそうです。

そこで、

「ミニ先生に『答えを教えたら、できるようにならないので、ミニ先生はヒントを出してあげてください!』と最初に伝えておくのはどうでしょう?」

と提案してみました。

 

答えを教えなくてもヒントをもらえばできる子はいます。

(ミニ先生も「ヒントを出す」というのは意外と頭を使います。)

 

もし、子ども同士の教え合いでは難しい子の場合は、ミニ先生が複数人になった時点で丸付けは任せてしまいます。

そして、先生はできない子への支援に入るという方法です、と伝えました(^ ^)

 

すると、

「なるほど、、、ただそもそも、クラスにできない子が多くてうまく回せなくて・・・」

と言われました。

 

さて、どうしましょう?(^ ^)

 

◆練習問題の前にも確認をする

 

最後の練習問題で、できない子が多いことが判明し時間が足りなくなる、というのはよくある話です。

「授業をちゃんとせい!」と言うのは簡単ですが、その他の提案として

「練習問題の前にも確認の時間を入れてみたら?」

と提案してみました。

 

具体的には、練習問題に入る前に、

「全員立ってください。練習問題①の解き方を思いついた人は、座って初めてください。」

と言います。

すると、それまでの説明で理解できなかった子はその時点で立っているので、そこで1度「わからない子」の確認ができます。立っている子に先生は教えて回ります。

 

 

このように、一度子どもの様子を確認・指導をすることで、わからない子を減らします。

そして丸付けの後、まだわからない子には先生が再度指導します。

そうして、練習問題の前後で確認を入れることで、スムーズに回せるようになる、というアドバイスをしました。

 

すると、

「一人どうしても大変な子がいて、その子にほとんど支援の時間を取られてしまって、どうしたら良いですか?」

と聞かれました。

 

さて、どうしましょう?(^ ^)

 

◆事前に予習する

 

確かに勉強が本当に大変で「その子一人のケアでいっぱいになる」というケースもよく聞きます。

 

その子の実態にもよりますが、私は

「事前に予習を取り入れてみるのはどう?」

と提案してみました。

 

一斉授業にどうしても遅れてしまう、という子には授業の前の休み時間に教科書を見せて、あらかじめ学習内容を教えて予習します。

 

 

すると予習した子は

「さっき習ったやつだ!」

と、既習事項になるので安心して参加できます。

また、今ままでついていけず無駄になっていた1時間分の授業が参加でき、意味のある時間になります。

 

このように、様々なケースを想定して練習問題への取り組み方を考えていきました(^ ^)

 

終わりに

昔は散々このような議論をして授業改善をしていました。

そして、久しぶりにやると思いのほか楽しい話し合いになりました。

 

抽象的な教育の話もいいですが、具体的な「どう教えるのか?」という議論を延々続けるのもたまには面白いと思います(^ ^)

以上です。

 

※縁あって出させていただきましたd( ̄  ̄)

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