授業中に「騒ぐ子」「ふざける子」への対応

騒ぐ子
授業中に騒ぐ子がいます。
- 隣の子に話しかける。
- 先生のミスを勢いよく騒ぎ立てる。
- ふざけた発言をして笑いを取りに来る。
- 授業と関係のないことを突然しゃべり出す
- いきなり騒ぎ出す子はいます。
どうやって対応しましょう(^ ^)
具体的な方法
色々方法はありますが、私は「無視をする」という対応をとっています。
これは応用行動分析(ABA)を勉強した時に知った対応です。
最近ではかなり有名です(^ ^)
そもそも悪ふざけをしてしまうのは、誰かにかまってもらいたいという思いから生じる場合が多いです。
悪ふざけをすれば、先生は話を聞いてくれる、叱られても注目を浴びることができる。
そんな思いのある子は、構えば構うほど問題行動は悪化します。
本人の願いは叶っているので、問題行動をやめる理由がないのです。
なので、私は問題行動を無視します。
騒いだり、私に文句を言ってきても全てスルーです(笑)
子どもは諦めず騒ぎ続けますが、私は授業を続けます。すると、ある時静かになり机で落ち着いて座ります。
その時に「しっかり聞いてて良いですね(^ ^)」と、褒めます。
ノートを出す→「勉強する意欲がありますね(^ ^)」
鉛筆を出せば→「書こうとしてえらい(^ ^)」
書き始めれば「書けてますね!(^ ^)」
と褒めていきます。
途中、喋ったり立ったりしても、その場合はスルーです。
それを繰り返していくと、
授業に参加する行動=かまってくれる行動
授業に関係のない行動=かまってくれない行動
と次第に覚えていきます。
続けていくと、
- 授業に参加
- 真面目に発言
- ノートに意見を書く
良い行動が定着していきます。
終わりに
もともと騒ぐタイプの子はエネルギーがあるので、適切に参加できれば、授業がとても面白くなります。
一方、子どもは発達段階なので、自分のエネルギーを上手にコントロールすることができない子がたくさんいます。
強く叱ったり、厳しく諌めて一時的におとなしくさせても、エネルギーが向かう先がなければ、いつか溜まって暴走してしまいます。
そのような子のエネルギーを、良い方向に向けてあげるのも先生の仕事です(^ ^)
子どもも活躍の場ができておとなしくなりますし、授業がスムーズに進むようになるので、先生の負担も減ります(笑)
教員の多忙が問題になってますが、子ども対応の技術一つで先生の負担もかなり変わるので、いろんな対応を実践してみることはオススメです。(^ ^)
一つの方法ですが参考になれば幸いです!
新刊の案内
※新刊が出ました!特支オタクの当HP運営者が、学級経営について全力で研究、実践してみました(^ ^)
※特支オタクの当HP運営者が、学級経営について全力で研究、実践した記録です!