就活で迷ったらどうする? 〜就職先を選ぶ4つの観点〜

目次
大きな悩み
就活は学生にとって大きな悩みです。
しかし、仕事は新卒〜定年まで働くと考えると約40年、
幸い今は有名な大企業だけでなく、
- 海外企業
- NPO法人
- 起業
- ベンチャー
- フリーランス
など、多様な就職先・働き方があります。
自分の判断で人生を決めることができる時代なので、よく考えて決断したいものです。
とはいえ難しい
そうは言っても、難しいものは難しいです(笑)
大事なのはわかる、でも自分が何をやりたいのかもわからない、
今まで何となくレールに乗って生きてきた人に「自分で決めて、自分の責任で動く」
就職先を選ぶ4つの観点
私が就職先を探す際に基準にする4つの観点があります。
この4つを網羅している企業はかなりマッチング率が高いと思うので紹介します(^ ^)
①自分の好きなことか?(嫌いなことではないか?)
好きなことが仕事なのであればいうことはありません。
- 動物が好きな人→「動物園の飼育員」
- 料理が好きな人→「料理人」
- 絵を描くのが好きな人→「漫画家」
仕事も自分の生活の一部となり、楽しい人生を送ることができます。
一方で、「好きなことを仕事する側で関わると嫌いになった」という人もいます。
その活動が仕事として扱う立場になっても好きなのかどうかはよく考える必要があります。
また、そんな好きなことがない、という人は「嫌いなものを除外する」という消去法の観点で選んでもいいでしょう。
- 本が嫌い→出版関係は除外
- 運動が嫌い→スポーツ系企業は除外
- 勉強が嫌い→教育系、塾業界は除外
好きなことがないからと言って嫌いなことを仕事にする必要はありませんので、
「まあこれなら大丈夫そう」
というレベルでも絞っておくことは重要です。
②自分が得意なことか?(苦手ではないか?)
自分の得意なことが仕事になれば楽しく過ごせる可能性は高いです。
たとえ好きではなくとも、得意なことが仕事であれば会社で必要な人材となる可能性が上がります。仕事で自分の居場所やポジションが確保されていれば、仕事のストレスもなく楽しい生活を送ることができるでしょう。
また好きなことと同様、「得意なことがわからない」という人は「不得意なことを除外する」という消去法でも良いです。
- 人と話すのが苦手→営業職、対人支援職は除外
- 住む場所がコロコロ変わるのは苦手→転勤の多い会社は除外
- パソコンは苦手→IT企業は除外
など不得意なことを除外し、「これならできそうだな」と思う程度に絞るだけでも見通しがもてるでしょう。
③待遇
給与や福利厚生は働く上でとても大切です。
当然ですが生きていく上で最低限のお金や休みが確保されていなけ
また、
土日休みか平日休みなのか?
副業は可能なのか?
夜勤はあるのか?
など働き方が自分に合っているかも重要になります。
ここで大事になるのは、最低限の基準を決めておくことが重要です。
純粋に平均年収1000万など、高額な給与を求めてしまうとかなり選択肢の幅が狭まり、自分にマッチしていない企業の割合が増えていきます。最低◯◯万以上あれば大丈夫、と最低限のラインを決めておくに留めることが大事です。
給与は仕事の実力に左右される割合が多いです。また現代は、
- クラウドファンディング
- 出版
- 副業
などでお金を得る手段が給料以外にも拡大しています。
よって、自分が成果を残しやすい業界・組織にいる方が収入的な面でも安全と言えるでしょう。
④社会的意義はあるか?
現代は会社には社会的コンプライアンスを守ることが求められていま
営利活動だけでなく「『社会的な課題を解決する』という意思をもって活動しているか?」という視点で企業・組織を見ることは重要です。
これは将来的なビジョンをもっているか、という会社の底力そのものを図るバロメーターにもなります。
また、対外的にも「私の会社は〜をしている!」と自信をもって周囲に言える方が、働きがいを感じることができるでしょう。
◆最後は人で決める
4つの観点は自分に合った会社・組織を見つけるための手段です。
しかし、働く上で最も大切なことは「誰と働くか?」
これは昔から変わらない原則です。
どんないい会社でも自分に合わない人と一緒に働くと人生は辛くなります。
逆に自分に合わない会社でも、
「就活はガチャ」だと言われる理由も結局人の良し悪しで評価が変わる
こればかりは会社の人に会って判断するしかありません。
4つの観点で絞ったら、後はOB訪問、職場見学、
終わりに
今回は私なりの就活に関する意見を書きました。
しかし、書いたことは結局「ブラック企業や合わない企業の見分け方、選び方」です。
本来、就活を確実に成功させる人は、学生時代から「自分は何をしたいか?を明確にして、自分のスキルを高め続けた人」です。
よって、最もよい就活の方法は「自己投資」を続けることです。
- プログラミングの大会に出て腕を磨いたエンジニア
- 模擬授業大会に出て腕を磨いた教師
- 料理コンテストに挑戦し評価された料理人
- 研究論文で学会発表を続けた研究者
学生時代からでも自分を磨くことは十分可能です。
(むしろ学生時代の方が時間がある分、伸びしろは大きいでしょう。)
就活で悩んでいる人はまず「自己投資」の観点をもつことが大事だと思います。
就活は大変だと思いますが、今悩み行動した分が将来に必ず返ってきます。
ぜひ頑張ってください!(^ ^)以上です!
※縁あって本を出させていただきました(^ ^)