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これからの社会で子どもが身につけるべき力とは? 〜予測不可能な社会×社会人基礎力〜 

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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予測不可能な社会

現在の社会は「予測不可能」と言われます・

技術革新の波が早く、どんな社会になるのか?どんな事件が起こるのか?予想がつかないことが理由とされます。

 

そんな時代に対応できる教育指針として、新学習指導要領では「主体的・対話的な深い学び」というアクティブラーニングを授業の核にすえて、変化に対応して成長し続ける人材を育てることを目指しています。

 

しかし、実際に子どもに日々接していると「結局この子にどんな力をつければいいのか?」という根本的な悩みが付きまといます。

 

ここでは私の日々の考えを整理するためにブログにまとめました。

 

人生100年時代の社会人基礎力

 

経済産業省は人生100年時代と言われるこれからの時代を生き抜くために「社会人基礎力」というものを2006年に発表しています。

これは「3つの能力12の能力要素」と言われ、重要度を増していると言われています。

今回はこの「社会人基礎力」を例に考えてみます。

(参考:H30経済産業省 資料

 

◆考え抜く力

 

「課題発見力・創造力・計画力」など、抽象的な思考力や判断力などの「考え抜く力」が必要と言われます。

 

社会を生きる上で倫理観は大切ですし、お金に関する能力や将来に備えて行動することは重要な力です。

 

◆チームで働く力

 

「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」など、変化に対応し多様な人々と連携し、信頼関係をつくっていく力を「チームで働く力」としています。

 

会社組織、地域社会、親戚関係など生きる上で集団に適応して生きるのは人間本来の強みであります。

最近はフリーランスや起業し独立する人が増えいると言われますが、人はチームの一員という役割は何かしらもっているので、子どもたちにも集団と折り合って生きていく力を身につけさせたいところです。

 

◆前に踏み出す力

 

「主体性」「働きかけ力」「実行力」など変化に前向きに捉え、主体的に行動する力は予測不可能な人生を生きる上でとても重要です。

 

受け身でいると「損をするポジションで身動きができなくなる」という可能性も十分あります。自分からより良いものを求めて「前に踏み出す力」は重要です。

 

大人にできることは「子どもの強みを伸ばす」だけ?

上記のうような大きな大義名分を掲げられて現場では子どもの育成を行っているわけです。

 

ただ、私が現場で思うのは「大人にできることは『子どもの強みを伸ばす』ことだけ」と最近思うことが増えてきました。これは私が偏っているのか、年代によって一度は通る道なのか、わかりませんが考えをまとめてみます。

 

◆結局将来どんな社会になるのかわからない

 

私が上記のように考えるのは、結局のところ「将来どんな社会になるのかわからない」からです。

 

例えば、「考え抜く力」を育てて、将来の見通しをもって貯金し、計画的に生きる力があっても、幸せに生きるかもしれませんが、円が暴落して意味がなくなるかもしれません。

あるいは、「チームで働く力」を育てて、大企業で出世して幸せに生きる人もいれば、会社が倒産して一人では生きて行けなくなるかもしれません。

もしくは「前に踏み出す力」を育てて、積極的に新しい環境や転職を繰り返して成功する人もいれば、結局活躍の場が見つからず「最初の会社に入ればよかった!」と後悔するかもしれません。

 

他にも、ネットの発達で同じ価値観の人と繋がりやすくなり、「チーム力」という組織の中で生きる力が不要になるかもしれません。

もしくは、意外と日本型大企業文化がなんだかんだ残り続け、主体性のない流される系の人材が一番重宝されるかもしれません。(けっこうあると思ってます)

 

ベーシックインカム制度が始まり遊び、アートを極めていた人たちが天下をとる可能性もあります。

こうなると「社会人基礎力」など関係なくなるかもしれません。

 

結局のところ、「社会がどうなるかわからない」ということは「社会で生きるための必要な力もわからない」ということと同義だと思います。

 

 

◆子どもを見てると

 

そんなことを頭の片隅に置いて子どもを見てみます。

すると、彼らは一人ひとりに個性をもち、将来が楽しみになる力をたくさんもっています。

 

  • 算数はできなくても、工作で素晴らしい作品をつくってくる子
  • 喋るのが苦手だけど、誰よりも周りに愛され可愛がられる力をもつ子
  • 周りに合わせて遊ぶのは苦手だけど、電車が大好きで1日中電車関係の情報を集めている子

 

大人は「もっとこの力を伸ばさなければいけない!」と思ってしまうかもしれません。

しかし、どんな社会になるのかわからないのであれば、彼らがもつ強みをひたすら伸ばしてあげる、生きる力にまで高めてあげる、そういう目線も必要なのではないかと思うのです。

 

しかし、今の現場で社会人基礎力を意識したら、特徴のない大人を量産する今までの公教育と変わらない結果になると思います。

 

だから大人が子どもにしてあげられることは、

  • 好きなことを見つけさせてあげる
  • やりたいこと挑戦させてあげる
  • 将来を大人が決めない

という「子どもの強みを伸ばす」という一点しかないのではないかと感じます。

 

無責任な意見なのかもしれませんし、反論もたくさんあるのかと思います。

でも、似たようなことを感じている人もいるのではないでしょうか?

 

 

終わりに

 

2045年にAIが人間を超える「シンギュラリティ」が起こるとされます。

これによって、どんなことが起こるかわかりません。

 

AIが人間を滅ぼしにくるのかもしれませんし、

AIに全て管理された社会になるのかもしれませんし、

生きるコストが0になって何をしても、どう生きても自由になるのかもしれません。

 

何が起きるのかわからない時代に、子どもの将来を考えるのも意味がないのかもしれません。

だから今できるのは「子どもの強みを伸ばす」のではないでしょうか?

 

皆さんの意見も聞ければ幸いです(^ ^)

以上です!

 

 

 

※縁あって本を出させていただきました(^ ^)

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