「数学なんて将来使わないじゃん!」と言われたときの対応

将来の役に立つ?
勉強は大事と言いつつ、将来どう役に立つかわからず勉強に反感をもつ子どもはたくさんいます。
特に算数・数学は、得意な子と苦手な子で分かれ、さらに「将来どう生かされるのか見えにくい」という点で拒否反応を示す子も多いです。
そんな子に対して、一人の先生がある活動を始めました。
インタビュー
Hal Saundersさんという先生が、仕事をしている人に
「今仕事で使っている数学」
についてインタビューを行いました。
そして、その結果をエクセルに縦軸に仕事、横軸に数学の学習内容を並べて、一覧表にしました。
(下の画像は表の一部)
(参照HP:100の職業でどんな数学を使うのか1枚の表にまとめてみた )
数学を学ばなかったら・・・
表を見ると、数学を学ぶことでつける職業がわかります。
Hal Saundersさんは、数学を避ける子どもたちにこの表を見せました。
同時に、学ばないことで将来なれない仕事を伝え
「学ばないことで将来の可能性がどれだけ減るか?」
ということを伝え、子供たちは学習に取り組むようになったそうです。
終わりに
見通しが持てない将来について、必要性を説いても伝わりません。
その意味で、仕事という将来をわかりやすく可視化して子供たちに伝えたHal Saundersさんの取り組みは素晴らしいと思います。
もし似たような状況で困っている方がいれば参考にして見てはいかがでしょうか?
お役に立てれば幸いです(^ ^)
以上です!
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