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友だちを叩いてしまう子の6つの原因と対応

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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友だちを叩いてしまう子の6つの原因と対応

叩いてしまう子

 

友達と喧嘩をしてしまうのは、子どもであれば当然です。

互いの言い分をはっきりさせて、次に喧嘩をしないようにつなげることが重要です。

 

そして一番伝える必要があることは「叩くのはダメ」ということです。

どんなに言い分があっても、暴力で解決することは絶対に覚えさせてはいけません。

 

大人であれば傷害事件となりますので、子どものうちに叩いてしまうことへの指導は重要になります。

 

 

叩いてしまう原因と対策

子どもはなぜ叩いてしまうのでしょうか?

原因とその対策を紹介します。

 

①「叩くのが悪い」と知らない

「叩くのは悪いこと」と知らないケースがあります。

特に「やられたらやりかえせ」という指導を大人から受けている場合があります。

 

この場合は、子どもの考え方から変える必要があります。

学校で指導しても、もし学校外で反対の指導が行われていると何も変わりません。

 

よって、先生は家庭や外部(習い事など)との連携が必要になります。

 

②感覚が鈍感

ハイタッチをすると、相手の手を力一杯叩く子がいます。

このような子は触覚からの刺激に鈍感なため、より強い刺激を求めるようになります。

 

結果、自分では普通に触っているつもりでも、相手の子からすると「叩かれた!」と思ってしまうことがあります。

鈍感な子は、その気は無くても相手に痛い思いをさせてしまうことがあるので、力加減の指導が必要になります。

 

また力加減の指導は、

  • 「体が大きい子」
  • 「急激に身長が伸びた子」

など相手と比べて、刺激が弱くなる子へも必要となる場合が多いです。

 

③語彙が少ない

相手へ不満があっても、語彙が少なく言葉が出ない子がいます。

言葉が出ないので、結果的に叩くという方法で相手に怒りをぶつけてしまいます。

 

語彙が少ない子に「叩きません!」と言っても、他の手段がないので抑止することはできません。

よって、

  • 痛かった
  • 悲しかった
  • 怖かった
  • 嫌だった

など、「感情を表す語彙」の指導が必要となります。

 

「〜が嫌で叩いちゃった。」

と自分の気持ちを言語化できれば、

  • 「嫌なことされそうになったら、『やめて』と言いましょう」

相手の子にも

  • 「〜が嫌だったそうです。次は絶対にしないでください。」

と具体的に次に繋がる行動を決めることができます。

 

また、語彙の獲得は能力によっても差があるので。

  • 嫌なことがあったら近くの先生に声をかける

など、「叩く」以外の代替行動を教えることも有効です。

 

④「叩くと構ってもらえる」と覚えている

「叩いてみたら、友達がふざけてると思って叩き返してきた」

そんな経験から「叩くと楽しくじゃれあえる」と覚えてしまっている子がいます。

 

子どもの中では一種のコミュニケーションにもなっている行動ですが、曲解して「叩けば構ってもらえる」と覚えないよう指導が必要です。

先生に暴力をしても、徹底的に無視をする。

 

また「叩かれた人は、すぐに先生のところへくる」などをルールを設けることで、「叩いたら友達が去っていく」と学べる環境づくりが大事になります。

 

⑤誰かのマネをしている

対人関係が苦手な子の場合、

「AくんとBくんは叩き合ってじゃれあっている。だから僕も大丈夫!」

と人間関係を考えずに、自分も大丈夫と思って叩いてしまう子がいます。

 

これは「人は相手によって受け取り方が変わる」ということを丁寧に説明する必要があります。

小学校であれば、クラス全体で話し合う場を設けると良いです。

 

⑥発達障害を抱えている

叩いてしまう原因に発達障害を抱えている場合があります。

 

「衝動性」で知られるADHDの子は、抑制する力が低いため嫌なことがあると、すぐに叩いてしまう場合があります。

また、叩くなどの暴力行為を繰り返してしまう反抗挑戦性障害や行為障害などの2次障害を起こしているケースもあります。

 

ADHDなどの衝動性には、薬物療法があります。

  • 「コンサータ」
  • 「ストラテラ」
  • 「インチュニブ」

と3種類の薬が存在しますので、医療機関での対応が選択肢となります。

 

保護者の方の中には抵抗のある方もいます。

しかし、薬物療法で落ち着いている間は、先生や親御さんの指示を受け入れることができるので、結果的に好転することが多いです。

 

薬だからと避けることなく、選択肢の1つとして指導者は把握しておくことが重要です。

 

終わりに

 

大人の「叩いてしまう」は傷害事件になります。

なので、子どもが小さいうちに、しっかり指導することが重要になります。

 

しかし、「叩く」のも子どもによって原因が違います。

その子の実態に合わせた対策をとるためにも、先生は多様な視点をもつことが大事です。

今回は6つ紹介しましたが、実際は6つの原因が複数含まれている可能性もありますし、紹介した以外の理由も存在します。

 

どんな時も、その子自身を見て判断することが重要です(^ ^)

参考になれば幸いです!

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