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子どもが「叩いた、叩いてない」とケンカを始めたら 具体的な喧嘩対応例

 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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子どもが「叩いた、叩いてない」とケンカを始めたら 具体的な喧嘩対応例

基本的な対応

前回、基本的な子どもの喧嘩対応の流れを紹介しました。

子どもの喧嘩の基本的な対応

 

今回は、この基本の流れをどう使って子どもと対応していたか、具体的な事例をもとに紹介します(^ ^)

 

具体例)クラスのY君と、上の学年のU君

 

⓪ケンカが起こる

朝は集会で委員会の子たちによる劇がありました。

とてもよく考えられて、練習の後が見えます。

 

ところが体育館から教室に戻るとき、私のクラスの子(Yくん)が上の学年の子(Uくん)と言い合いをしていました。

 

①一人ずつ話を聞く

まず二人の間に入り、一人ずつ話を聞きました。

相手の話に口を挟みそうになったら、「今はY君の番です」と静止させて最後まで言わせます。

 

Yくんの話

  • Uくんが劇の間ずっと劇の文句を言っていた。
  • 「やめて」と何回も言ったが聞いてくれなかったので、思わず叩いてしまった。

 

Uくんの話

  • Yくんがいきなり叩いた。
  • 劇はおかしいと思ったから文句は言っていた。
  • Yくんは「やめて」とは言ってないから嘘をついてる。

 

原因はUくん。しかし、叩いたのはYくん。

Uくんは「やめて」と聞いてないので嘘を付かれて、いきなり叩かれたと思って怒っている。

お互い相手が悪いと思っている喧嘩です。

 

②問題点の整理

すぐに整理できれば良いですが、子どもが勘違いをしていると「こういうことだね」と言っても受け入れられない時があります。

 

私は子供の説明に「絶対」「何も見てない」「聞いてない」という極端な言葉が出ると、そこをツッコミます

極端な言葉は相手より優位に立つために発言することが多いです。

 

なので私はUくんと最初に話しました。

私「Yくんはどこにいたの?」

Uくん「え!横にいたよ」

私「劇は見てた?」

Uくん「見てた!おかしいもん!」

私「そうか、劇を見てたのに、なんで隣にいたYくんが何も言ってないってわかるの?」

Uくん「・・・え!」

私「横にいたら見えませんよ」

Uくん「・・・聞こえなかったし」

私「じゃあYくんは見てないんだね」

Uくん「・・・だから、気づかなかったっていうか・・・」

私「じゃあ気づかなかったんだね。Yくんが言ってないというのは違いますね。」

Uくん「・・・はい」

私「状況は正しく説明してください。」

Uくん「・・・はい」

 

このように自分の認識の間違いを気づかせました。

 

③解決策を考える、④振り返った2人を褒める→省略

次の時間が迫っているので省略

 

本来であれば、「どうすればよかったか」と言うことを考えさせたいところですが、1時間目の時間も迫ってきていたので、今回は省きました。

 

⑤謝る

ここまでのUくんが指導されている場面を見ていたYくんはすっかり落ち着いています。

 

私「Yくん、文句を聞いたのは嫌だったよね。先生もそう思います。でも叩くのはいい事ですか?」

Yくん「・・・叩くのはダメです。」

私「そうですね、では叩いたことは謝りましょう。」

Yくん「叩いてすいませんでした。」

私「Uくんいいですか?」

Uくん「はい」

私「お互い、自分の悪いところを認められて偉いですね。次は気をつけましょう。」

 

こんな流れで終了しました。

 

ポイント

 

喧嘩の収め方は色々ありますが、基本は喧嘩両成敗です。

 

しかし、「お互い謝る」という行為に抵抗がある子もいます。

「なんであいつが先にやったのに、俺も謝るんだよ!」という感じです。

 

なので子どもの扱いのバランスは大事です。

 

最初に、原因となった方をしっかり聞き、非を認めさせ指導する。

次に、やり返してしまった子に謝らせる。

 

そうすれば、

 

◆原因となった子=先生に指導を受ける+謝罪を受ける

◆やり返した子=謝罪する+相手の子が先生にしっかり指導を受けたという納得感 

 

というバランスが取れ、素直に受け入れて反省・切り替えにつながります。

 

嘘をついて勝とうとする子

子どもはケンカとなると感情的になり主観的な解釈を入れるので、嘘も多いです。

 

ただ嘘は見抜かなければいけません。

嘘で相手に勝つことを経験すると、次も嘘をつくようになります。

 

子どもなりに「負けたらもっと怒られる」と必死になる子もいます。

気持ちはわかりますが、それで成功してしまっては今後さらに悪化します。

先生は「人は勘違いをするから、喧嘩してしまうのはしょうがない。しかし、嘘は許されない」

と言う姿勢を貫くことで、子どもは正直に言えば認めてくれると判断して行動できるようになります。

 

 

終わりに

 

「ごめんね」「いいよ」と言う喧嘩両成敗に抵抗のある人はいると思います。

しかし、子どもの話をよく聞き、振り替えることができれば、納得して終われることがほとんどです。

 

喧嘩は子供の成長に必要なものです。

「いつでもきなさい!」くらいの余裕を持って対応しましょう(^ ^)

 

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