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告げ口をする子の対応

2021/02/17
 
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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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告げ口する子

「◯◯くんが、廊下走ってました!」

「〜さんが、シャーペン持ってきてます!」

他の子の悪い行動を教えてくれる子がいます。

もちろん教えてくれるのはありがたいですが、頻繁に報告してくる子は告げ口です。

悪いとは言えませんが、非常に印象が悪いです。

それは、

「先生を利用してあの子を懲らしめてやろう」

という加害者の発想を連想させるからです。

そもそも「あなたは見ていて注意しないの?」という疑問も生まれます。

どうすればいいのでしょう?

◆なぜ告げ口をするようになる?

 

そもそも「告げ口をする子」というのは、普通に発生するものではありません。

 

告げ口をする子には

「前の年に、厳しく叱責する先生が担任だった」

というケースが多いです。

 

「先生に言えば、あの子を叱ってくれる」という経験を積んだ結果生まれているのです。

しかし、これは負の成功体験と言えます。

 

本来、指導者は子どもの悪い行動を見たら

  • 何があったのか?
  • 何を考えていたのか?

子どもの考えを聞いて教え、諭して、正しい行動に導くことが正道です。

 

しかし、怒り叱るだけで行動を正そうとする先生の元では

「悪いこと=先生が怒る」

という構図しかないので、子どもも自然と

「悪い行動=先生が怒ってくれるもの」

と覚えてしまいます。

 

だから、告げ口をする子はそもそも「先生は怒るもの」と認識してしまっているのです。

 

こうなると告げ口をやめることはしません。

他に方法を知らないからです。

 

 

◆どうすればいい?

 

私の場合は、告げ口をする子には

「あの子の指導は先生に任せてください」

と言って保留にさせます。

 

そして叱らず、普段の指導の中で行動を正していきます。

これを繰り返すと

「先生に言っても叱らない(=あの子は痛い目をみるわけではない)」

ということと、

「悪い行いは叱らなくても、改善する」

ということを学習します。

 

そうすることで、告げ口をする意味がなくなるので、自然と消えていきます。

 

 

◆その後の対応

子どもたちの関係が十分できれば、

「子ども同士で正しい行動を考える」

という機会をつくっていきます。

 

そうして、子ども同士で声を掛け合える関係を構築できるからです。

  • 先生がいるから悪いことをしない
  • 先生がいないと、声を掛け合えない

では、結局先生がいなければ何もできなくなります。

 

「告げ口しなくても、自分で声を掛ければ気づいて行動を変えてくれる。」

 

このような体験を積むことが大事になります。

 

 

終わりに

 

告げ口は、つい「その子の性格に問題がある」と捉えてしまいがちになります。

しかし、子どもの行動は周囲の環境と大人の関わりによって形成されていくものです。

 

人を変えることはできない。

変えることは自分の行動だけである。

 

これが対人関係における基本です。

相手の行動を正そうと思ったら、行うべきは自分の行動を変えることが必要になります。

 

いつも自分の行動には気をつけていきたいですね(^ ^)

以上です!

 

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