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口が悪い子の印象を変える指導

2018/04/26
 
この記事を書いている人 - WRITER -
こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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口が悪い子の印象を変える

なぜ口が悪い?

クラスには、どうしても悪口や悪態が出てしまう子がいます。

それは、教師の力不足、本人の特性、周りの環境、さまざまな要因があります。

 

なんとか悪口を言わない子にしたい。優しい言葉を使って、みんな仲良くしてほしい。

そう思いますが、現実はなかなかそうはいきません。

 

例えば、前からプリントを回している時に、前の子が気づかず渡すのが遅れてしまうと

「おい!おせぇんだよ!」

とつい、言ってしまいます。

 

このように、些細なことですが、ちょっとした我慢が苦手です。

確かに前の子は忘れていましたが、言い方が悪いため印象が非常に悪いです。

 

こんな時にどうすればいいでしょう?

具体的な対応

  • 状況を説明して我慢するよう理解させる。
  • 強い言葉を使わないように注意する。
  • 「相手のことを考えなさい!」と叱る。

色々な指導がありますが、私は

「いい行動を増やして、悪い印象を低下させる。」

という手をとります。

 

具体例としては、

「プリントを渡してくれたら『ありがとう!』とお礼を言いましょう。」

と指導します。

 

対応の結果

そうすれば、先ほどの例だと、

前の子がプリントを渡し忘れる

「「おい!おせぇんだよ!ありがとう!

こうすれば、悪い印象は半分になります。

 

このように、悪い行動をやめる指導と同時に、いい行動を増やす指導を考えると、子どもの中でも印象が変わっていきます。

 

以前やんちゃな子に、

「困っている子には『大丈夫?』と優しく声をかけてあげてね」

と指導したことがあります。

 

その後、女の子がよそ見をして歩いていて、やんちゃな子にぶつかって倒れてしまうことがありました。

 

すると、やんちゃな子は

「は?いてぇよ!何すんだよ!大丈夫?

と最後は優しく声をかけていました。

 

もはや「口は悪いけど、実はいいやつ」という映画版ジャイアンみたいな子になっていました(笑)

 

終わりに

もし悪い行動ばかりで全然変わらない、と言う方がいましたら、マイナス行動を減らすだけでなく、プラス行動を増やして全体的な評価を上げるイメージを持つと、いいかもしれません。

 

一つの方法ですが参考になれば幸いです(^ ^)

 

 

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こんにちは(^ ^) 以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。 このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。 全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
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Comment

  1. なつみかん より:

    こんにちは。いつもブログ拝読をし、参考にさせて頂いています。
    うちのクラスに他の子をバカにしたり、卑下したりして自分を優位に立たせようとする子がいます。常に自分優先でキツい口調で周りに指示を出し、周りからの指摘には時にふざけたり怒ったりして応じようとしないので、トラブルが絶えません。どんなことをしたら周りから嫌われるかがわからないようです。4年生ですが周りからも大分浮いてきてしまっています。
    トラブルの後に担任の前で自分の過ちを認めるようになったのは、彼なりの成長ではありますが、また同じことを繰り返すので、進展が見られません。
    ともはる先生でしたら、このような子にどのような声掛けをなさいますか?

    • 小学校教師ともはる より:

      ありがとうございます(^ ^)
      対応が難しい子っていますよね。

      私ならどう対応するかですが、まず、
      「他の子をバカにしたり、卑下したりして自分を優位に立たせようとする」
      ことから人間関係が築けていない印象があります。

      なので、まずその子自身を「満たす」必要があると思います。
      満たされていれば、心に余裕ができ、周囲の人間関係にも余裕ができます。

      とにかく良い行動・当たり前の行動を褒める、ことが大事かと思います。
      日常・授業で活躍する場面が少なければ、お手伝い、お仕事、なんでも頼んで「ありがとう!」とお礼を言います。
      宿題を出すのであれば、必ずコメントを書いて返します。
      授業で手を上げてくれるタイプなら、一番に当て続けます。

      10褒めて1叱るというイメージです。

      また、「周りからの指摘にはふざけたり怒ったりして応じようとしない」
      という部分です。

      このような行動をする理由として、
      1、「悪目立ちをしたい」という欲求があり、周りから指摘されることが報酬となっているので、行動が変わらない。
      2、そもそも「一斉指導についていけない」から授業に参加できない、にもかかわらず、指摘されるのでふざけたり、怒ったりして自分を守っている。

      という推測ができます。
      なので、解決の方法としては、

      1、不適切な行動を無視する
      2、授業中に一斉指導の場面を減らす
      という手がいいかと思います。

      授業に変なことを言っても、無視して授業を続けます。

      周りの子が反応するかもしれませんが、反応する子は置いていき、とにかく真面目な子に良い授業を提供することだけ意識します。
      「悪目立ち」狙いなら、反応しなければ、その子の欲求は叶いません。

      そして、座る、ノートを出す、など授業に関係ある行動だけを取り出して「できてるね」と声をかけます。続けていくと、
      「良い行動」であれば、認められる
      と覚えて、授業に普通に参加するようになります。
      また、真面目に授業に参加している子を大事にすることになるので、他の子のクラスの満足度が上がります。

      大多数の真面目な子が認められれば、1人ぐらい変な子がいても楽しく過ごせます。

      2、「授業中に一斉指導の場面を減らす」
      これは、要は一斉に動くから、遅い子やできない子が目立ってしまっている場合の対応です。

      例えば、「みんなが静かになるまで3分かかりました」はその典型です。
      3分の間に、9割の子はすぐに静かにしています。
      残りの1割の子が原因で、先生に叱られるのです。

      これは
      授業が遅れ
      真面目な子は待たされ
      できない子は非難され
      クラスの雰囲気が悪くなる
      となかなかリスクが高い行動です。

      なので、一斉に行動する場面を意図的に減らすことで、できない子遅い子が目立たなくなります。当然、周りから指摘そのものも無くなります。

      終わった人から休み時間
      めあてを書いたら教科書を読んで待っている
      感想を書いた人はノートを出して読書

      など個人の行動に落とせば、そもそもの指摘がなくなります。

      などの対応をしていれば、その子の行動改善と、クラスの雰囲気の改善も進むかと思います。

      以上です。
      ただ推測した部分も多いので、実際はかなり違うと思いますが、その場合はお許しください。
      残り1ヶ月でできる対応も限られているとは思いますが、他に答えられることがあれば、お答えしますので、無理せず取り組んでください(^ ^)

      • なつみかん より:

        ご丁寧に教えて頂いて、ありがとうございましたm(_ _)mうまく褒めて認めることを心がけたいと思います。
        困っている子は(仮にAとします)大人に対しては人懐こくて少々喋り過ぎる程度なのです。授業中の困った行動は一切なく、担任との関係だけを考えればそれほど悪くないです。しかし対友達となると、前述したように人間関係は全く築けていません。
        ともはる先生の仰るように、Aは友達にも認められたいのだとは思うのですが、行動が伴わないので、嫌われていくばかりです。
        担任がAを褒めると、周囲の友達にそれを自慢したり、嬉しいのでしょうがテンションが上がりすぎて周りから煙たがられるのです。そこで褒めるにも配慮が必要な状況です。
        私からだけでなく周りからも認められたいのだと思うのですが、担任以外、同年代との信頼関係の築き方をどう身に付けさせたら良いか、思案しています。
        もうすぐ担任を離れ、進級し、ますます友達との関係が大切になる学年なのですよね。

        • 小学校教師ともはる より:

          そうでしたか、高学年に課題を持ち越すと大変ですよね。
          繊細な対応が必要そうですね。
          同年代との信頼関係の築き方、となると周りの子の実態にもよるので一概には言えませんが、「相手がどう言われたら嫌な気持ちになるか分からない」という特徴があるのであれば、
          ・個別には「コミック会話法」「ソーシャルストーリー」
          ・クラス全体では「『学び合い』の授業を一部導入」
          ・Aくんと友達の間に、先生が入って雑談をしながらAくんへの対応を、友達に教える
          などの方法をとるかと思います。

          あとは、なつみかんさんが、熱心になんとかしようとしていること自体で、Aくんはかなり救われているような気がします。

コメントよろしくお願いします(^ ^)

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