良い方法は必ずしも正解ではない

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こんにちは(^ ^)
以前は小学校で教員、現在は放課後デイサービスで働いている、ともはると申します。
このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。
全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!
よかった方法は・・・
教師をして感じることは、
よかった方法が、次も成功するとは限らない
ということです。
例えば、遅い子に対してカウントダウンをする方法があります。
「10!9!8!7・・・・」
と、数えていくと、子どもは急ぎますし、簡単にやることができます。
しかし、いつ、誰にでも使えるかというと、必ずしもそうではありません。
例えば、カウントダウンを始めると、動きが止まってしまう子もいます。
その子はカウントダウンを聞いていると圧迫感を感じ、逆に行動がストップしてしまいます。
家庭で常にカウントダウンをされて急がされた結果、トラウマになっている、ということがありました。
1度やって逆効果だと気付き、以後、そのクラスでは使いませんでした。
それ以外にも
- カメラがあると、意欲がなくなる。
- 先生が近づくと、ノートを書かなくなる。
など、一般的に良いとされる方法でも、子どもによってマイナスになってしまうことがあります。
私もささやかな教育方法を紹介していますが、それが必ず正解ではありません。子どもは一人ひとり違うので、合う合わないが必ずあります。
日々色々試して記録し、子どもに合った方法を探しています。
その積み重ねが、1年間で大きな差になるので、地道にコツコツ改善していこうと思います(^ ^)